米国の大手モバイル決済企業「Square(スクエア)」は2021年2月23日に『合計購入価格1億7,000万ドル(約170億円)で約3,318BTCを追加購入したこと』を明らかにしました。同社は昨年10月に5,000万ドル相当のビットコインを購入していたため、今回追加購入したBTCを合わせると、同社が保有しているBTCは「2020年12月31日時点におけるSquare社の現金・現金同等物・有価証券の合計の約5%」に相当すると報告されています。
平均購入価格約540万円で「3,318BTC」を追加購入
Square(スクエア)は2021年2月23日に『合計購入価格1億7,000万ドル(約170億円)で約3,318BTCを追加購入したこと』を明らかにしました。
同社は昨年10月に5,000万ドル相当のビットコインを購入していたため、今回追加購入したBTCを合わせると、同社が保有しているBTCは「2020年12月31日時点におけるSquare社の現金・現金同等物・有価証券の合計の約5%」に相当すると報告されています。
今回の発表では「合計購入金額」が1億7,000万ドルだと報告されているため、同社は複数回に分けてビットコインを購入したと予想されますが、『約3,318BTCを1億7,000万ドルで購入した』という報告に基づいて計算すると、Square社は今回「1BTC=約51,235ドル(約540万円)」の平均購入価格でビットコインを購入したことになります。
Square社は公式発表の中で『仮想通貨は”経済的な面で個人や集団の潜在能力を引き出す”というSquare社の目的に沿ったものであり、個人がグローバルな金融システムに参加して、自分の経済的な未来を確保する方法を提供すると信じている』と語っています。
Square「暗号通貨は経済的エンパワーメントの手段であり、個人がグローバルな金融システムに参加して自分の経済的な未来を確保する方法を提供する」と信じています。今回の投資はビットコインに対するSquareの継続的な取り組みの一環です。当社は、ビットコインへの投資総額を他の投資と比較して継続的に評価する予定です。
Square社はビットコインに投資しているだけでなく、自社サービスにもビットコインを取り入れており、同社が提供している決済アプリ「Cash App」ではビットコイン売買機能・ビットコイン自動定期購入機能・ビットコイン還元機能なども提供されています。