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日本暗号資産市場社「JPYCSwap」β版リリース|日本円ステーブルコインの利便性向上へ


日本暗号資産市場株式会社は2021年3月4日に、同社が発行している前払式扱いの日本円ステーブルコイン「JPYC(JPYCoin)」の利便性を高めることを目的とした交換サービス『JPYCSwap』のベータ版をリリースしたことを発表しました。JPYCSwapでは、日本円や暗号資産によるJPYCの購入、JPYCでの物品購入などが可能になる予定だとされています。

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日本円ステーブルコイン「JPYC」の利便性向上へ

日本暗号資産市場株式会社は2021年3月4日に、同社が発行している前払式扱いの日本円ステーブルコイン「JPYC(JPYCoin)」の利便性を高めることを目的とした交換サービス『JPYCSwap』のベータ版をリリースしたことを発表しました。

JPYC(JPYCoin)は、ビットコインイーサリアム・日本円で購入可能な”前払式支払手段扱いの一般個人向け日本円ステーブルコイン“であり、2021年1月27日に販売が開始されていました。

今回リリースされた「JPYCSwap」は、物や金券の購入に利用できたJPYCの利便性をさらに高めることを目的としたサービスであり、シンプルな操作で簡単に「日本円や暗号資産によるJPYCの購入」や「JPYCを用いた物品購入」などが行えるように設計されています。

(画像:JPYCSwap)

現時点では「JPYCを用いた物品購入機能のみ」が提供されていますが、今後はさらなる機能が追加される予定だと説明されています。日本暗号資産市場株式会社の代表取締役である岡部典孝氏は「JPYCSwapの公開」について次のようにコメントしています。

1月27日にJPYCをリリースして以来、JPYCを利用されるお客様から様々なご要望がありました。第一段階として、より利便性の高い形で日本円ステーブルコインであるJPYCをご利用いただくために「JPYCSwap」のβ版をリリースしました。JPYCをご利用いただく方々のリスクを下げるためにも、コントラクトの監査などを行ってから様々な機能を順次追加していきます。

日本暗号資産市場株式会社は先月26日に、ブロックチェーン関連の様々なサービスを展開している「株式会社スマートアプリ」と業務提携契約も締結しており、スマートアプリの発表では『日本円ステーブルコイン×NFTの可能性拡大に向けた取り組みを行なっていく』との説明が行われていたため、「JPYC」の利用範囲は今後もさらに広がっていくことになると期待されます。

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