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Cygnos(シグノス)仮想通貨レンディング貸借料の「日本円支払い」開始【世界初】


仮想通貨レンディングプラットフォームを運営している「Cygnos(シグノス)」は2021年3月16日に『暗号資産貸出を行なった際の毎月の貸借料を”日本円”で支払うサービスを開始したこと』を発表しました。仮想通貨レンディング市場において、日本円などの法定通貨で貸借料の支払いを行うのは世界初であるとされています

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仮想通貨貸出の貸借料を「日本円」で提供

Cygnos(シグノス)は2021年3月16日に『暗号資産の貸出を行なった際に受け取れる毎月の貸借料を”日本円”で支払う世界初のサービスを開始したこと』を発表しました。

Cygnosは、自分が保有している暗号資産を貸し出すことによって”貸借料”を受け取ることができる仮想通貨レンディング(貸出)サービスであり、「最大年率6%、月次複利、解約手数料なし」でサービスを提供、「BTCETHLTCBCH、USDC」などといった複数の暗号資産をサポートしています。

日本円での貸借料支払いを行う際には「銀行口座への直接振込」の形で貸借料が支払われることになっており、貸借料の具体的な例については以下のように説明されています(BTC価格600万円、ETH価格20万円の場合の例)。
・1BTC貸出の場合、現状年率3%であるため「1万5000円」
・20BTC貸出の場合、現状年率3%であるため「30万円」
・800ETH貸出の場合、現状年率3%であるため「40万円」

「日本円での貸借料支払い」が可能になったことによって『保有中の仮想通貨を売却することなく、日本円で貸借料を得ることができるようになった』と説明されており、『ユーザーから借り入れた暗号資産は機関投資家にのみ貸出を行う。機関投資家の選定は与信管理や担保受入等の総合的なリスク対策を実施している』とも説明されています。

なお、今回「日本円での貸借料支払い」が可能となるのは『マニュアルレンディング(*1)』と呼ばれるサービスのみであるとされており、Web版は来月中のリリースを想定していると説明されています。
(*1)マニュアルレンディング:5,000万円相当額以上の数量の顧客に対して、Web版のレンディングよりも有利なレートで借入を実施するサービス

仮想通貨レンディング市場において、日本円などの法定通貨で貸借料の支払いを行うのは世界初であるとされており、『今後も現地国の法令を確認しながら、グローバルへと当該サービスの展開を検討していく』と説明されています。

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