カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の発展を監督する独立した非営利団体である「Cardano Foundation(カルダノ財団)」は2021年4月30日に開催されたアフリカ関連プロジェクトに関する発表イベント『Cardano Africa 2021』の中で、子どもたちのための民間国際援助団体(NGO)である「Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)」とのコラボレーションを発表しました。
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ADAPayで「Kumwe Hub」への寄付が可能に
Cardano Foundation(カルダノ財団)は2021年4月30日に開催されたアフリカ関連プロジェクトに関する発表イベント『Cardano Africa 2021』の中で、子どもたちのための民間国際援助団体(NGO)である「Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)」とのコラボレーションを発表しました。
Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)は1919年にイギリスで設立された非政府組織(NGO)であり、世界中の子どもたちの権利を保護することを目標とした活動を世界中の様々な地域で行っています。
カルダノ財団は東アフリカに位置する内陸国「ルワンダ共和国」のSave the Childrenチームと協力しており、同地域の子どもたちの教育・健康・保護などの支援活動を行っている「Kumwe Hub」に仮想通貨ADAで寄付を行える仕組みを提供しています。
「Kumwe Hub」への寄付では、Cardanoベンチャーファンド「cFund」が投資している企業「COTI(コティ)」が提供しているADA決済ソリューション「ADA Pay(エイダペイ)」が採用されており、「Kumwe Hub」の公式サイトから簡単な手順でADAに寄付ができるようになっています。
セーブ・ザ・チルドレン「Kumwe Hub」のKatherine Uwimana氏は、Cardano財団とのパートナーシップについて次のようにコメントしています。
セーブ・ザ・チルドレンはカルダノとのパートナーシップを歓迎します。私たちは共に協力して、ブロックチェーンソリューションや分散型インフラがもたらすメリットをルワンダと東アフリカ全体の子どもたち・家族の利益のために活用しています。
私たちは「失業した若者のための取り組みを進める地元の起業家への投資」から「国境を越えた難民の子供たちの学習記録をデジタル化するための取り組み」など、現在アフリカの子供たちが直面している大きな問題を解決するために、新しいテクノロジーを最大限に活用しています。
カルダノ財団の最高事業成長責任者であるEva Oberholzer氏は今回の取り組みについて「仮想通貨ADAの有用性を証明し、社会的利益に役立つツールとしての地位を確固たるものにしたこと」「ADA決済を受け入れることがいかに簡単であるかを証明したこと」という2つの点で特に重要であると述べており、『将来より多くの慈善団体と協力できることを楽しみにしている。私たちはそのための話し合いを行っている』とコメントしています。
Cardanoチームは『Cardano Africa 2021』の中で様々な新しい取り組みについて発表を行っており、カルダノ基盤の分散型IDソリューションである「Atala PRISM」を教育分野で活用するためにエチオピア政府と提携したことや、カルダノ開発企業である「Input Output Global(IOG)」がブロックチェーン技術を用いたモバイルネットワークを構築している「World Mobile Group」と提携したことなども報告されています。
『Cardano Africa 2021』の内容は以下の公式サイトで確認することができます。
>>「Cardano Africa 2021」の公式サイトはこちら
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