カナダの上場企業である「iMining」は2021年5月20日に、自社のステーキングサービスでサポートされる仮想通貨のリストに「カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)」を追加することを発表しました。
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ADAステーキングの「柔軟性の高さ」なども強調
カナダのトロント証券取引所に上場している企業「iMining」は2021年5月20日に、自社のステーキングサービスでサポートされる仮想通貨のリストに「カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)」を追加することを発表しました。
同社はこれまで、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行しているイーサリアム(ETH)のステーキングサービスを提供していましたが、今回はこのステーキングサービスを拡張してCardano(ADA)を新たにサポートすることが報告されています。
iMiningは公式発表の中で『カルダノをステーキングサービスに追加することによって、iMiningは仮想通貨業界の主要なステーキングサービスとしての存在感を強化しようとしている』と述べており、同社の取締役会会長であるKhurram Shroff氏は、Cardnaoのステーキングが”ロック期間などの面で自由度が高い”という利点を備えていることを説明しながら次のようにコメントしています。
ユーザーは特別な機器などを購入しなくても、iMiningのステークプールを通じて簡単に資金を委任することができます。また、他のデジタル資産でステーキングを行う際には、トークンを一定期間ロックする必要があり、その期間はトークンを使用することができなくなりますが、Cardanoにはこれが当てはまらないため、柔軟性を重視する人々にとっては優れた選択肢となります。
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)のステーキングは「Daedalus(ダイダロス)」や「YOROI(ヨロイ)」などの公式ウォレットからでも簡単に行うことができるようになっていますが、最近ではADAのステーキングサービスを提供する企業も増えてきており、今月4日には大手暗号資産取引所「Kraken(クラーケン)」もADAのステーキングサービスを開始したことを発表しています。
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2021年5月21日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先日19日に156円付近まで急落したものの、その後は徐々に回復してきており、2021年5月21日時点では「1ADA=190.00円」で取引されています。