カルダノ財団(Cardano Foundation)は2021年5月23日に、カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)のウォレット作成数が100万を突破したことを報告しました。ADAウォレットの数は2021年1月1日時点で203,519となっていたため、ウォレットの数はこの半年間で約5倍に増加していると報告されています。
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ADAウォレット数「半年で約5倍」に増加
カルダノ財団(Cardano Foundation)は2021年5月23日のツイートで、カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)のウォレット作成数が100万を突破したことを報告しました。
「CoinTechn」の報道によると、ADAウォレットの数は2021年1月1日時点で「203,519」だったと報告されているため、ADAウォレットの数はこの半年間で約5倍に増加したことになります。
ERC20コンバータなどの続報は「5月27日」に予定
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)は次世代型の仮想通貨・ブロックチェーンで広く採用されているプルーフ・オブ・ステーク(PoS)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズム(取引承認方法)を採用しているため、「Daedalus(ダイダロス)」や「YOROI(ヨロイ)」などの公式ウォレットでADAを保管している人々は、簡単な手順でADAのステーキングに参加してステーキング報酬を獲得できるようになっています。
PoSを採用しているカルダノは「地球環境にも優しいエコで高性能なブロックチェーン」として注目を集めており、2021年1月1日時点で20円前後だったADAは今月17日に250円まで高騰、時価総額ランキングでは現在4位にランクインしているため、これら複数の要因が重なってADAウォレットを新規作成するユーザーが急増していると予想されます。
なお、カルダノ財団は今回のツイートに続ける形で『ADAの70%以上が世界中にある2,500近くのステークプールにステークされていること、5億ドル以上のADAがカルダノでの慈善活動に焦点を当てたイニシアチブに委任されていること、世界中から1,500人の開発者が”PlutusPioneerProgram”に参加していること』なども報告しています。
今月17日には『イーサリアムのブロックチェーン上で発行されたERC20トークンを、わずか数クリックで簡単にカルダノブロックチェーン上に移行することができる変換ツール”ERC20コンバータ”がまもなくテストネット上でリリースされること』が報告されていましたが、カルダノ財団は今回のツイートの中で『ERC20コンバータ、スマートコントラクト、P2Pなどに関する続報が2021年5月27日に発表されること』も報告しているため、今後の新たな発表にも注目です。
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2021年5月24日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は本日24日の午前2時頃に120円付近まで下落したものの、その後は徐々に回復してきており、記事執筆時点では「1ADA=147.55円」で取引されています。