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国内初「ステーブルコイン決済による賃貸借契約」を締結:株式会社Zofuku


株式会社Zofukuは2021年6月7日に、日本国内で初となる「ステーブルコイン決済による賃貸借契約」を締結したことを発表しました。今回の契約では、米ドル建てステーブルコインである「テザー(Tether/USDT)」で賃貸物件の敷金・家賃支払いが行われたとのことで、今後は不動産仲介・不動産取引に関する暗号資産保有者向けサービスを提供していくと説明されています。

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賃貸物件の敷金・家賃支払いで「USDT決済」を処理

株式会社Zofukuは2021年5月31日に、仮想通貨決済不動産を売買することができる「不動産売買仲介サービス」の提供を開始することを発表していましたが、本日7日には日本国内で初となる「ステーブルコイン決済による賃貸借契約」を締結したことが発表されました。

今回の契約は、代表的な米ドル建てステーブルコインである「テザー(Tether/USDT)」で賃貸物件の敷金・家賃支払いが行われたとのことで、USDTの送金は大手暗号資産取引所「BINANCE」が開発したパブリックブロックチェーン「Binance Smart Chain」上で行われたと報告されています。

同サービスが対応しているネットワーク・仮想通貨としては以下のようなものが挙げられており、仮想通貨で支払うメリットとしては「借主が24時間送金できること・銀行振込みに比べて手数料が安いこと・いつでもブロックチェーン上で支払いを確認できること」などが挙げられています。

【対応ネットワーク】

【主な対応通貨】

支払いはステーブルコイン以外の仮想通貨でも行うことができるとのことですが、『BTCやETHは価格変動リスクが高く、送金中・決済中に価格が変わってしまう可能性があるため、可能な限りステーブルコインを利用することを推奨している』と説明されています。また、今後は「Solana」などのブロックチェーンにも対応する予定だとも報告されています。

なお、取引の流れについては以下のように説明されています。

【取引の流れ】

  1. 賃貸物件を探す(Zofukuもサポート)
  2. 内見(オンライン内見)
  3. 賃貸の申し込み
  4. 重要事項説明、賃貸借契約
  5. 決済(仲介手数料、敷金・家賃など)
  6. 物件ごとのウォレットで賃貸借管理

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