仮想通貨マイニング装置「Avalon（アヴァロン）」を手かげる世界最大級のマイニング機器メーカー「Canaan（カナン）」は2021年6月21日に、最新型のマイニング機器を用いてカザフスタンでビットコインマイニング事業を開始したことを発表しました。
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カザフスタンで「マイニング事業」を開始
中国の大手マイニング機器メーカー「Canaan（カナン）」は2021年6月21日に、同社が手がける仮想通貨マイニング装置「Avalon（アヴァロン）」の最新型ユニットを用いてカザフスタンで独自のビットコインマイニング事業を開始したことを発表しました。
これは今年初めに発表された「2021年戦略計画」に基づいた取り組みであり、マイニングユニットはすでに稼働していると報告されています。同社は今月11日に『カザフスタンで最初の海外向けサービスセンターを立ち上げること』を発表しており、マシンのテスト・保証サービス・メンテナンス・技術的なコンサルティングなどといったタイムリーなアフターサービスを現地の顧客に提供することを報告していました。
「Canaan」の会長兼CEOであるNangeng Zhang氏は公式発表の中で、カザフスタンでのビットコインマイニング事業開始について次のようにコメントしています。
我が社の自営ビットコインマイニング事業は、当社の業績を改善し、事業範囲と顧客基盤を拡大するのに役立つと信じています。より多くの業界リソースを業務に統合することによって、マイニングマシンの在庫を活発に稼働させてビットコインの変動から保護し、市場好転時に在庫を十分に確保できると確信しています。
中国政府が仮想通貨マイニング関連の規制を強化したことを受けて、中国を拠点としていたマイニング企業は他国に拠点を移し始めており、中国の大手ビットコインマイニング事業者である「BIT Mining」も2021年6月21日に『中国・四川省で稼働させていた320台のマイニングマシンをカザフスタンに移動させたこと』を発表しています。
