暗号資産取引所「Coincheck(コインチェック)」は2021年9月27日に、海外取引所にIOSTを送金する際に「メモのつけ忘れ」や「メモの入力ミス」などが多数発生していることを報告し、そのような仮想通貨誤送金につい注意喚起を行いました。
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仮想通貨送金時の情報入力はしっかり確認を
Coincheck(コインチェック)は2021年9月27日に、海外取引所などへの暗号資産送金でメモやタグなどのつけ忘れ・入力ミスなどによる誤送金の問題が多数発生していることを報告しました。
今回の発表では特に「IOSTの誤送金」が多発していることが報告されており、『送金が完了してしまうと当社ではキャンセルや救済等の対応ができない可能性がありますので、暗号資産を送付する際は、送金先の仕様や必要な入力事項を十分な確認を行った上で送金してください』と注意喚起が行われています。
なお、コインチェックでは送金完了前であれば「送金のキャンセル」が可能となっているため、『送金を誤ってしまった場合にはすぐにキャンセルを行うように』との注意喚起もなされています。
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DONエアドロップで「IOSTの誤送金」が増加か
IOSTでは、日本時間2021年9月30日17時00分頃にIOST保有量を記録するためのスナップショットを取得して対象者に仮想通貨「DON」を無料配布するエアドロップが実施される予定となっており、コインチェックは『DONエアドロップに対応しない方針』を発表しているため、コインチェックから外部の取引所などにIOSTを送金するユーザーの増加に伴い”IOSTの誤送金”が増加していると考えられます。
コインチェックはすでに誤送金されたIOSTについて『該当の海外取引所では誤送金の救済措置を行っているが、救済された暗号資産が一定量ずつまとめて当社のアドレスに送付されているため、どのお客様が送付したものか区別がつかない状況になっている』と報告しており、『海外取引所側に送付方法を変更やこれまでまとめて送付した分のデータ提供の連絡を、さまざまな方法にて複数回に渡り試みているが、返答が得られていない』とも説明しています。
コインチェックは現在も海外企業へのコンタクトを試みつつ、社内でもユーザーに仮想通貨を返却するための方法を模索しているとのことで『詳細は改めてお知らせする』と説明されていますが、場合によっては誤送金した仮想通貨を失ってしまう結果になる可能性もあるため、仮想通貨の送金を行う場合には十分注意が必要です。
なお、コインチェックは過去に「BINANCEからの誤送金が増加していること」についても警告を行なっており、『外部からの送金時に設定ミス・入力ミスなどで暗号資産の誤送信が行われた場合には、それらの暗号資産を補償することはできない』とも説明していたため、外部ウォレットなどからコインチェックに仮想通貨を送金する場合にも注意が必要です。
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