暗号資産取引所「Zaif Exchange(ザイフ)」は2022年1月7日に、暗号資産取引所が支援する形で実施される資金調達方法である「イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering/IEO)」の事業について検討を開始したことを発表しました。
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「仮想通貨決済サポート」などの強みも強調
Zaif Exchange(ザイフ)は2022年1月7日に、暗号資産取引所が支援する形で実施される資金調達方法である「イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering/IEO)」の事業について検討を開始したことを発表しました。
イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering/IEO)とは、暗号資産取引所が支援する形で実施される仮想通貨を用いた資金調達方法であり、暗号資産取引所が事前にトークン発行体やプロジェクトを審査した上でトークン販売が行われることから「これまで一般的だったICOよりも信頼性が高い」というメリットを有しています。
また、ICOの場合は「販売されるトークンの上場が未確定」という問題がありましたが、IEOでは「資金調達をサポートする取引所へのトークン上場が確定している」というメリットもあるため、トークンを購入する投資家にとっても安心できる仕組みとなっています。
Zaifは今回の発表の中で『IEO事業の検討開始に伴い、より多くの投資の選択肢を提供する事を目指す』とコメントしており、ZaifでIEOを実施するメリットについては『Zaifは”Zaif Payment”という暗号資産決済プラットフォームを有しているため、発行した暗号資産を対価としたサービス提供の手伝いを行うこともできる』と説明しています。
日本国内ではIEO事業の検討を行う暗号資産取引所が増えてきており、最近では「bitbank(ビットバンク)」や「Huobi Japan(フォビジャパン)」などの暗号資産取引所もIEO関連の発表を行なっています。