カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを基盤とした分散型取引所(DEX)である「SundaeSwap(サンデースワップ)」は2022年2月8日に、SundaeSwapが実施しているイニシャル・ステークプール・オファリング(ISO)の報酬受け取りが「DripDropz.io」と呼ばれるサイトで2022年3月1日から請求できるようになることを発表しました。
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SUNDAE報酬の受取申請、3月1日から可能に
SundaeSwap(サンデースワップ)は2022年2月8日に、SundaeSwapが実施しているイニシャル・ステークプール・オファリング(ISO)の報酬受け取りが「DripDropz.io」と呼ばれるサイトで2022年3月1日から請求できるようになることを発表しました。
イニシャル・ステークプール・オファリング(ISO)とは、事前に選ばれた特定のステークプールにADAを委任している人々に新規発行されるトークンを付与する仕組みのことであり、SundaeSwapのISOではサンデースワップの独自トークンである「SUNDAE」が配布されることになっています。
今回の発表では、SundaeSwapのISOで報酬として付与される「SUNDAE報酬」の受け取り申請が2022年3月1日から「DripDropz.io」と呼ばれるサイトで可能になることが報告されています。
「DripDropz.io」で3月1日からISO報酬を請求することができるようになります?
詳細は以下の記事をご覧ください?
「DripDropz.io」とは
「DripDropz.io」は、カルダノコミュニティのステークプールオペレーター(SPO)によって構築されたトークン配布フォーセット(*1)であり、様々なトークン報酬の対象となるユーザーがWEBサイトにアクセスして「受取用ウォレットアドレス」や「ステークアドレス」を入力することによって対象となるトークン報酬を確認することができるように設計されています。
(*1)フォーセット:日本語では”蛇口”を意味する無料で暗号資産を受け取ることができるサービスの総称。暗号資産誕生初期からBTC・LTC・DOGEなど様々な暗号資産を無料でもらうことができる色々なサービスが提供されており、仮想通貨コミュニティで人気のサービスの1つとなっている。
DripDropzで「SUNDAE報酬」を受取る方法
「SundaeSwapのISO報酬をDripDropzで受け取るための手順」については以下のように説明されており、5つの簡単な手順でSUNDAE報酬を請求することができると説明されています。
- 「DripDropz」のサイトにアクセスする
- 「受金/ステークウォレットアドレス」を検索窓に入力して「Check My Dropz」のボタンをクリック
- DripDropzがウォレット情報に基づいて「受取資格のある全てのトークン」を表示する
- 表示されたトークンリストの中から「SUNDAEトークン」を選択して、画面下部の「Claim My Dropz」ボタンをクリック
- 「受取りを完了するために必要な手数料」と「手数料送付先アドレス」が表示されるため、指示に従って要求されたADAを送金する
報酬受取にかかる手数料について
「DripDropz」でISO報酬を受け取るためには”3ADA”の支払いが必要となっています。この手数料の中の約1.3ADAは返却されるとのことですが、残りの1.7ADAは「Cardano取引手数料 + Phyrhose処理手数料 + DripDropzサービス手数料」として使用されるとのことです。
ただし、SundaeSwapも今後数ヶ月以内に「SUNDAE報酬を請求するためのサービス」を構築することを予定しているため、DripDropzで手数料を支払いたくない場合は「SundaeSwapの報酬請求サービス」がリリースされるのを待つこともできると説明されています。
SundaeSwapのISO報酬を請求できる期間は「1年間」とされているため、急いでSUNDAE報酬を受け取る必要がない方は「SundaeSwapの報酬請求サービス」がリリースされるのを待ってみても良いと思われます。
「その他の受取可能なトークン」も確認・受取可能
なお「DripDropz」で自分のウォレットアドレスを入力して”受け取り可能なトークン”を確認すると、SUNDAEトークン以外だけでなく『複数の受け取り可能なトークン』を見ることができ、実際に受取り申請を行うこともできるため、興味のある方は以下の公式サイトで自分のCardanoウォレットアドレスを検索してみるとよいでしょう(*2)。
(*2)DripDropzで受取可能なトークンは様々ですが、各トークンの受け取りには手数料の支払いが必要となります。トークンによっては価値がゼロに近いものもあるため、実際にトークンの受取申請を行う場合には、事前に対象となるトークン・プロジェクトを調べてから申請するかどうかを決めるべきであると考えられます。
>>「SundaeSwap」の公式発表はこちら
>>「DripDropz」の公式サイトはこちら
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