bitbank(ビットバンク)は2022年3月4日に、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際標準規格である「ISO/IEC 27001:2013/JIS Q 27001:2014」認証を取得したことを発表しました。日本国内の暗号資産取引所がISMS認証を取得したのは今回が初であると報告されています。
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国内暗号資産取引所初「ISMS認証」を取得
bitbank(ビットバンク)は2022年3月4日に、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際標準規格である「ISO/IEC 27001:2013/JIS Q 27001:2014」認証を取得したことを発表しました。
ISMS(Information Security Management System)は、組織の情報を安全に管理することを目的として「機密性・完全性・可用性」といった情報セキュリティの3要素を保護するための体系的な仕組みであり、技術的な対策以外にも「従業員の教育・訓練・組織体制の整備」なども含まれていると説明されています。
ビットバンクが今回取得した「ISMS認証」は、企業のISMSが正しく適用されているかどうかを”第三者機関”が公平的な立場から審査して認証するものであり、今回のISMS認証取得によって、暗号資産取引所の企画・開発・運用の範囲において、ビットバンクの構築したISMSが国際標準規格「ISO/IEC 27001:2013/JIS Q 27001:2014」に基づいて適切に運用されていることが認証されたと報告されています。
ISMS認証を取得したのは「ビットバンク株式会社の経営管理部門・リスク管理部門・プロダクト部門・システム部門」であり、日本国内の暗号資産取引所がISMS認証を取得したのは今回が初であると報告されています。
ビットバンク株式会社は公式発表の中で、今回のISMS認証取得について次のようにコメントしています。
ビットバンクは設立当初より、お客様の資産をお預かりする立場として、セキュリティの観点で常に拘って運営してまいりました。また、企業を標的としたサイバー攻撃が多様化・高度化する昨今においても、より強固な情報セキュリティ体制を構築するべく、様々な対策を継続的に講じてきました。
当社は暗号資産取引所を運営する上で、お客様の資産及びお取引に関連する情報や個人情報を安全に管理することは最も重要な機能の1つであると考えており、お客様により安心してサービスをご利用頂くための取り組みの一環として、ISMS認証を取得いたしました。
暗号資産業界は最先端の技術をベースとした新しい産業です。一方、暗号資産ビジネスの創出を支える暗号資産取引所の運営は、金融庁が用意したガイドラインなどへの準拠が求められており、新しい領域において当局が求める高いセキュリティレベルを実現・維持していく必要があります。
当社は国内の暗号資産取引所を牽引する立場として、ISMSによる活動を含め、あらゆる方面から、今後もより強固なセキュリティ体制の構築に取り組んでまいります。また、今回のISMS認証取得のように、セキュリティに対する取り組みを見える形で業界内外に発信していくことで、国内における暗号資産事業者のセキュリティレベル向上に貢献していく所存です。
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