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ジャスミー×日本旅行:旅行メディアサイト「Tripα」で実証実験を開始


「ジャスミー株式会社」と「株式会社日本旅行」は2022年4月22日に、日本旅行が運営する旅行メディアサイト『Tripα(トリパ)』で、ブロックチェーン技術とエッジAI技術を用いて一般ユーザーによって作られたコンテンツ(ユーザー生成コンテンツ/UGC)を活用するための実証実験を開始したことを発表しました。

蓄積データを活用した新たな実証実験を開始

「ジャスミー株式会社」と「株式会社日本旅行」は2022年4月22日に、日本旅行が運営する旅行メディアサイト『Tripα(トリパ)』で、ブロックチェーン技術とエッジAI技術を用いて一般ユーザーによって作られたコンテンツ(ユーザー生成コンテンツ/UGC)を活用するための実証実験を開始したことを発表しました。

Tripα(トリパ)は日本旅行が運営する旅行メディアサイトであり『旅のプロがお届けする旅行に役立つ情報』をコンセプトに、観光・グルメ・体験などといった旅行に関する様々な情報を随時発信しています。

両社は昨年12月に、ジャスミーのブロックチェーン技術をつかった個人情報活用サービスである「Jasmy Personal Data Locker(PDL)」を活用して”旅行産業のデジタルトランスフォーメーション”を進めるための実証実験の検討を開始したことを発表していましたが、今回の発表ではPDLに蓄積されたデータなどを活用した新たな実証実験を開始したことが報告されています。

具体的には、「PDLに蓄積された個々人それぞれの個性を表すデータ」と「ジャスミーが株式会社Archaicと共同開発中のAI」を手元のパソコン・スマートフォンなどの機器内で利用することによって、これまでにない安全なデータ利用とそれによるユーザー本位のアウトプットを実現することを目指すと説明されています。

ジャスミーがArchaicと共同開発しているAIエンジンは、これまで多くのインターネットサイトで用いられてきた協調フィルタリング等のレコメンド手法とは異なり、収集した情報から得られる個人の嗜好性を全く異なるジャンルやサイト等のレコメンドに活用出来る仕組みとなっており、このAIエンジンを用いることによって『Tripα』におけるメディア訴求力向上に向けた新たな取り組みを行うと説明されています。

日本旅行とジャスミーは今回の実証実験について『旅行に関心があるユーザーや自らの旅行体験を発信するユーザーの情報によって、Tripαを訪れたユーザーに対して、慣れ親しんだ旅先の新たな魅力発見や、未だ見ぬ新たな旅への出会いを実現する、訴求力のあるメディア提供が実現できると考えている』と述べています。

>>「ジャスミー株式会社」の公式発表はこちら

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