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ウクライナ:仮想通貨の寄付金で「軍用車両・軍需品・ガスマスク・医療品」などを購入


ウクライナのデジタル変革大臣であるミハイロ・フェドロフ氏は2022年5月13日に、暗号資産で寄付することができる「Aid for Ukraine」に提供された資金を用いて3台の軍用車両を購入したことを報告しました。仮想通貨で寄付された資金はこの他にも「ガスマスク・赤外線画像機器・防弾チョッキ用のプレート・燃料・タブレットPC・医療品」などの購入に充てられていると報告されています。

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仮想通貨の寄付金で「3台の全地形対応車両」を購入

ウクライナのデジタル変革大臣であるミハイロ・フェドロフ氏は2022年5月13日に、暗号資産で寄付することができるプラットフォーム「Aid for Ukraine」に提供された仮想通貨の寄付金で3台の全地形対応車両(ATV)を購入したことを発表しました。

ミハイロ・フェドロフ氏は今回のツイートで画像も添付して『これらのATVは厳しい環境下で重宝されるだろう』と述べており『陸軍の性能向上は私たちの共同目標であり大きな希望だ』とコメントしています。


ウクライナ軍守備隊のための3台のATVは「Aid for Ukraine」の仮想通貨寄付金で購入されました。2台はオレクシー・レズニコフ国防大臣が提供しました。

これらの全地形型車両は、厳しい環境下で重宝されることでしょう。陸軍の性能向上は私たちの共同目標であり、大きな希望です。

集まった仮想通貨寄付金は「合計6,000万ドル相当以上」

「Aid for Ukraine」はウクライナ政府が3月に立ち上げた仮想通貨で寄付を行うことができるプラットフォームであり、「BTC・ETH・USDT・LUNA・SOL・DOT・NEAR・ADA・DOGE・ALGO・XLM・HBAR・XMR・ICX・CSPR」などといった様々な暗号資産による寄付を受け入れています。

公式サイトの情報によると、記事執筆時点では「BTC・ETH・DOT・USDT・SOL・USDC」などの仮想通貨で合計6,000万ドル(約77億円)以上の寄付金が集まっているとのことで、寄付された資金は『人道支援プログラム』と『ウクライナ軍の支援』に使用されると説明されています。

寄付された仮想通貨で購入された物資の情報などは「@_AidForUkraine」のTwitterアカウントで定期的に報告されており、これまでには「5,000個のガスマスク、5,300以上の光学・赤外線画像機器、防弾チョッキ用のプレート200セット、燃料」など様々な物資の購入に資金が当てられていることが報告されています。

また集められた資金は「ウクライナ国外へ逃れた人々が泊まるところや支援を探すためのタブレットPC」や「医療キット」などの購入にも充てられていると報告されています。

なお、仮想通貨の寄付は「Ministry of Digital Transformation of Ukraine」の公式サイトから行うことが可能となっており、サイト内には購入された物資の詳細情報なども掲載されています。

>>「Ministry of Digital Transformation of Ukraine」はこちら