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PayPal「外部ウォレットとの暗号資産送受金機能」提供開始


米国の決済サービス大手「PayPal(ペイパル)」は2022年6月7日に、暗号資産を外部ウォレットや取引所との間で転送・送金・受金することができる機能の提供を開始したことを発表しました。この新機能はBTC・ETH・LTC・BCHの4銘柄に対応しています。

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外部アドレス間で転送・送受金が可能に

PayPal(ペイパル)は2022年6月7日に、暗号資産を外部ウォレットや取引所との間で転送・送金・受金することができる機能の提供を開始したことを発表しました。

同社は2020年10月に暗号資産を売買できるサービスの提供を開始していましたが、これまではPayPalアカウントで保有する暗号資産を外部ウォレットなどに送金することはできなかったため、ユーザーからは『外部ウォレットや取引所に暗号資産を送金できるようにしてほしい』という要望が数多く出ていました。

今回新たに提供が開始された機能はこのような要望に応えるものとなっており、これによってユーザーは外部ウォレットや暗号資産取引所との間で以下4種類の暗号資産を転送・送受信することができるようになったと報告されています。
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
ライトコイン(Litecoin/LTC)
ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)

この機能は2022年6月7日から米国の一部ユーザー向けに提供開始されており、その後は数週間をかけて対象となる米国の全てのユーザー向けに提供されていくと説明されています。なお、今回の新機能で可能になることとしては以下の3点が挙げられています。

PayPalは暗号資産関連サービスを徐々に拡大させており、昨年3月には仮想通貨決済機能「Checkout with Crypto」の提供を開始、その後9月には英国ユーザー向けに「仮想通貨取引サービス」の提供を開始したことなども発表されています。

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