Mastercard(マスターカード)は2022年6月9日に「Immutable X・Candy Digital・The Sandbox・Mintable・Spring・Nifty Gateway・MoonPay」などのWeb3・NFT関連企業と協力して、複数のNFTマーケットプレイスでNFTをカードで直接購入できるようにしたことを発表しました。
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カード払いでNFT購入、仮想通貨を購入する必要なし
Mastercard(マスターカード)は2022年6月9日に「Immutable X・Candy Digital・The Sandbox・Mintable・Spring・Nifty Gateway・MoonPay」などのWeb3・NFT関連企業と協力して、複数のNFTマーケットプレイスでNFTをカードで直接購入できるようにしたことを発表しました。
マスターカードは公式発表の中で『私たちはNFTの購入プロセスをより簡単かつ安全にする必要があると考えている』と述べており『そうすれば、顧客はストレスや不安を感じることなく欲しいものを手に入れることができるようになり、NFT作成者は潜在的な顧客基盤を世界中の何百万人もの人々に拡大することができる』と説明しています。
同社はこのような改善を実現するために過去1年間に渡ってイノベーションに取り組んできたとのことで、上記企業のマーケットプレイスやクリプトサービスでMastercardのカードを利用してNFTを購入できるようにするためにこれらの企業を協力していると報告されています。
NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際には「仮想通貨取引所に日本円入金→取引所で仮想通貨を購入→仮想通貨をウォレットに送金→ウォレットをNFTマーケットに接続してNFT購入」というやや面倒な手順をとる必要がありましたが、カードでNFTを購入できるようになれば非常に簡単にNFTを購入することが可能になります。
マスターカードは『好きなマーケットプレイスで好きなNFTを購入することができる。最初に仮想通貨を購入する必要はない』と述べており『Mastercardのカードは世界で29億枚発行されているため、今回の変更はNFTのエコシステムに大きな影響を与える可能性がある』ともコメントしています。
なお、マスターカードは同社が協力しているNFTマーケットプレイスについて『これらのNFTマーケットプレイスは、アート・スポーツ・ビデオゲーム・収集品・メタバースプラットフォームにおいて2021年に250億ドル以上の売上を上げ、NFT分野を急成長させた。これらのマーケットプレイスでは、NFTの大御所たちの販売も行われている』と説明しています。