ココネ株式会社は2022年6月30日に、同社のグループ企業である「POST VOYAGER」が、メタバース領域に特化したブロックチェーンネットワーク『MOOI Network(MOOI)』の運用を開始したことを発表しました。
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POST VOYAGER:MOOI Network(MOOI)運用開始
ココネ株式会社は2022年6月30日に、同社のグループ企業である「POST VOYAGER」が、メタバース領域に特化したブロックチェーンネットワーク『MOOI Network(MOOI)』の運用を開始したことを発表しました。
POST VOYAGERはブロックチェーンプロジェクトに特化して2019年に設立されたシンガポール拠点の企業であり、韓国のインターネット大手「Kakao(カカオ)」のパブリックブロックチェーンである「Klaytn(クレイトン)」のガバナンス協議会メンバー(ノードバリデーター)も務めています。
MOOI Network(MOOI)は、メタバースの世界を確立するために特別に設計されたブロックチェーンネットワークプラットフォームとなっており、高速かつ手頃なネットワーク・仮想通貨ウォレット・初めてでも使いやすいNFTマーケットプレイスなどが全て単一のプラットフォーム内で提供されると説明されています。
ネットワーク経済はガバナンストークンである『$MOOI』を中心として構築されるとのことで、MOOI Networkで構築される個々のサービスも独自のトークノミクスを持つことになるとされています。
MOOI Networkは最初に「Klaytn Network」とブリッジされる予定となっており、その後は「Polygon」や「Ethereum」などといった他のブロックチェーンとのブリッジも構築、さらにマルチチェーンとしてエコシステムを拡大してく計画だと報告されています。
MOOI基盤の新サービス、少なくとも年内に4つ開始予定
MOOI Networkは、ローンチ前からすでに技術力とコンテンツリッチなエコシステムの両方を確保することに成功しているとのことで、POST VOYAGERが技術面に注力する一方で、そのほかのココネグループ企業がMOOIを基盤にしたメタバースサービスを開発していることも報告されています。
最初にサービスを開始するのは、人気アプリ『リヴリーアイランド』のIPを活用したGameFi『Meta Livly』で、ゲームをプレイすることによって収益を得ることができるPlay to Earn(P2E)要素や、実際にアイテムを所有・取引することができるNFTを搭載予定、同サービスは2022年7月下旬にリリースされる予定だと報告されています。
ココネグループの「coone connect株式会社」が開発を進めているGameFi『ClawKiss』は、2022年6月中旬に公式サイトとSNSアカウントを公開しています。ClawKissは世界170カ国以上で愛されているアバタージェネレーター『セルフィ』のIPをベースにブロックチェーン技術を導入した「Dress to earn」のアプリで、2022年内にリリース予定となっています。
ココネグループでは『Meta Livly』と『ClawKiss』を皮切りに、数年以内にMOOI Networkで10以上のサービスをリリースすることを予定しており、POST VOYAGERはココネのIP以外にもMOOI Networkに搭載されるメタバースサービスを積極的に募集していると報告されています。
ココネ株式会社は公式発表の中で、MOOI Networkの展開について『MOOIのビジョンはデジタルアプリに限定されるものではなく、リアルでもデジタルでもMOON Networkのコアバリューに適合するあらゆるプロジェクトでエコシステムを拡大することを想定している』と述べており、『MOOI Networkの経済は最初にサービスをプレイしたりデジタル資産を所有したりすることに真の価値を見出すお客様たちによって形作られ、価値が確立された後エコシステムの拡大が自然に行われていくと考えている』ともコメントしています。
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