仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

FTX Japan:自動取引ツール「クオンツゾーン」提供開始|ルール設定で簡単に自動売買


暗号資産取引所「FTX Japan」は2022年7月1日に、手順に従って自分好みのルールを事前に設定するだけで簡単に取引を自動化することができる新サービス『クオンツゾーン』の提供を開始したことを発表しました。

こちらから読む:エルサルバドル、ビットコインを追加購入「暗号資産」関連ニュース

簡単に取引を自動化「クオンツゾーン」提供開始

FTX Japanは2022年7月1日に、手順に従って自分好みのルールを事前に設定するだけで簡単に取引を自動化することができる新サービス『クオンツゾーン』の提供を開始したことを発表しました。

クオンツゾーンでは、FTX Japanが提供している「パーペチュアル取引」の自動取引を作成することができるようになっており、サービス開始時点ではブラウザ版でのみ利用可能となっています。


クオンツゾーンの始め方と概要について

クオンツゾーンは、何を行うかを定義する「アクション」と いつアクションを行うかを定義する「トリガー」を組み合わせた「ルール」を作成することによって、自動的に取引を行うことができる機能であり、公式サイトログイン後のメニュー画面から「クオンツゾーン」を選択することによって利用することが可能となっています。

「クオンツゾーン」のページに移動して利用規約に同意し、「新しいルールを作成する」のボタンをクリックすると、自動取引のルールを作成することができるようになっており、注文タイプや注文の内容を選択して「保存して実行する」のボタンをクリックすればアクションを追加することが可能となっています。

作成したルールはおよそ15秒ごとにループし、「手動で停止する方法」と「アクションでルールを停止する方法」が用意されています。トリガーやアクションには定義済み関数の用意がありますが、自分で変数を作成することも可能となっています。

クオンツゾーンのルール作成の流れ

クオンツゾーンのルール作成の流れは以下の通りです。

  1. ルールの名前を決める
  2. トリガーを設定する
  3. アクションを設定する
  4. ルールを保存する

【1.ルールの名前を決める】
作成するルールの名称を決めます。名称は任意のものを設定できますが、わかりやすいものにすることが推奨されています。

【2.トリガーを設定する】
何が起こったらルールを動作させるかを定義する「トリガー」を設定します。トリガーは定義済み関数が用意されているのでそれらを利用できます。クオンツゾーン画面の「?アイコン」をクリックすることで、定義済み関数の一覧とその説明を確認できます。

【3.アクションを設定する】
次にトリガーが作動したら何を実行するかを定義する「アクション」を設定します。アクションは「カスタム注文の発注」「ポジション決済」「ルールの一時停止」などのタイプを選択します。また、「アクションの追加」ボタンから複数のアクションを作成することも可能です。

【4.ルールを保存する】
最後に、作成したルールを保存します。保存すると、ルールはすぐに動作を開始します。ルールを停止する時は、ルールの一覧画面から「ルールを無効にする」をクリックします。

>>「クオンツゾーン」の詳細はこちら