暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2022年9月29日に、同社が提供している仮想通貨のマイニングプールサービス「Binance Pool」でイーサリアム PoW(Ethereum PoW/ETHW)のマイニングサービスを開始したことを発表しました。
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「上場を保証するわけではない」とも説明
BINANCE(バイナンス)は2022年9月29日に、同社が提供している仮想通貨のマイニングプールサービス「Binance Pool」でイーサリアムPoW(Ethereum PoW/ETHW)のマイニングサービスを開始したことを発表しました。
イーサリアムPoW(Ethereum PoW/ETHW)は、イーサリアムの大型アップグレード「The Merge」の際に誕生した暗号資産であり、取引承認・合意形成の仕組みとしてプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を採用しています。
ETHWは既に「FTX・OKX・MEXC Global・Bybit・FTX US」などといった複数の暗号資産取引所に上場していますが、今回は「Binance Pool」でETHWのマイニングが可能になったことが報告されています。
BINANCEは公式発表の中で『Binance PoolでのETHWサポートは、ETHWの上場を保証するものではない』ともコメントしており、ETHWの取引・上場に関しては『バイナンスが他のコイン/トークンに行うのと同じ厳しい上場審査プロセスを得ることになる』と説明しています。
BINANCEは2022年9月29日時点で「ETHWの出金」のみに対応しているため「ETHWの入金」はできない状態となっているものの、「Binance Convert」のサービスを利用すればETHWをBUSDやUSDTに交換することは可能となっており、日本時間2022年9月29日19:00〜2022年10月29日19:00までの期間は「ETHWマイニングのプール手数料ゼロ」が適用されるとも報告されています。
なお、MetaMask(メタマスク)のような自己管理型ウォレットでETHを保有していた人々は、ウォレット内で新チェーンの追加作業を行うことによってETHW誕生時に受け取ったETHWを確認・使用することが可能となっています(※ETHWのネットワーク追加方法はこちら)。
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