GMOコイン「ETHW相当額の日本円交付」実施へ|The Merge関連で続報
暗号資産取引所「GMOコイン」は2022年9月28日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge」で発生した新規暗号資産「ETHW」について『ETHW相当額の日本円を2022年9月30日に対象者に交付する(*1)』ということを発表しました。
(*1)追記:GMOコインは2022年9月30日に『ETHW価値相当額の日本円交付日を2022年10月5日に変更する』との発表を行いました。
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9月30日に「ETHW相当額の日本円」を付与
GMOコインは2022年9月28日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge」で発生した新規暗号資産「ETHW」について『ETHW相当額の日本円を2022年9月30日に対象者に交付する』ということを発表しました(*1)。
(*1)追記:GMOコインは2022年9月30日に『ETHW価値相当額の日本円交付日を2022年10月5日に変更する』との発表を行いました。
イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge」は、イーサリアムで採用されているコンセンサスアルゴリズム(取引承認・合意形成の仕組み)を「プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work/PoW)」から「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)」へと移行する大型アップグレードであり、このアップグレードによって主流のイーサリアムはPoSを採用した「Ethereum PoS(ETHS)」へと移行しました。
The Mergeの後にはPoWを採用した「Ethereum PoW(ETHW)」も誕生しており、対象期間中にETHを保有していたユーザーには保有ETHと同量のETHWが配布されていたため、国内暗号資産取引所のETHW付与方針には注目が集まっていましたが、GMOコインは今回の発表の中で『対象者にETHW相当額の"日本円"を交付する』ということを説明しています。
日本円交付の対象となるのは「2022年9月15日に実施されたイーサリアムのアップグレードでETHWが発生した時点でイーサリアム(現物)を保有していた方」とされており、「貸暗号資産サービスを利用していた方も対象になる」と説明されています。
付与される日本円は「基準価格:1,301円」に基づいて計算されるとのことで、価格は小数点以下切り捨て、交付された金額などの詳細は【会員ページ】-【入出金】-【日本円】-【取引履歴】から確認できるとされています。
ETHは多くの国内暗号資産取引所に上場しているため、今後はその他の取引所からも「ETHWの付与方針」について続報が発表されていくことになると予想されます。
なお、MetaMask(メタマスク)でETHを保有していた場合のETHW受取方法については「こちらの記事」でも解説しています。
追記:日本円交付日「2022年10月5日」に変更
GMOコインは2022年9月30日に、ETHW価値相当額の日本円交付日を2022年10月5日に変更するとの発表を行いました。
ETHW価値相当額の日本円交付日の変更について
— GMOコイン【公式】 (@gmo_coin) September 30, 2022
ETHW相当額の日本円交付日について、誠に勝手ながら以下の通り変更させていただきます。
■交付予定日
2022年10月5日(水)
お待ちいただいているお客さまには大変ご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。https://t.co/LiMZg04EKR
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