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FTX×Visa:仮想通貨残高を使用できるデビットカード「世界40カ国」で展開へ


暗号資産取引所「FTX」は2022年10月7日に、決済大手「Visa」と提携して『FTXアカウント連動型のVisaデビットカード』を世界40カ国で展開することを発表しました。このデビットカードはラテンアメリカ・ヨーロッパ・アジア地域で展開される予定だと報告されています。

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ラテンアメリカ・ヨーロッパ・アジア地域で展開予定

FTXは2022年10月7日に、決済大手「Visa(ビザ)」と提携して『FTXアカウント連動型のVisaデビットカード』を世界40カ国で展開することを発表しました。

FTXは昨年3月から米国居住者向けサービスである「FTX US」の利用者向けに「FTX Card」を提供していましたが、今後はラテンアメリカ・ヨーロッパ・アジア地域でもFTXのVisaデビットカードが展開される予定だと報告されています。

最初はラテンアメリカ地域からカードが展開されることになっているものの、年内にはヨーロッパ地域でも展開される予定で、2023年には他の地域でも展開される予定だと報告されているため、比較的早いペースで提供範囲が拡大されていくことになると予想されます。


このデビットカードはFTXアカウントに紐づけられたカードとなっているため、カード利用者はFTX口座で保有している仮想通貨を現金に変換して”手数料0″で支払いを行うことができるとのことです。

「FTX」のCEOであるSam Bankman-Fried氏と、「Visa」の暗号資産部門責任者であるCuy Sheffield氏は、FTXデビットカードのグローバル展開について次のようにコメントしています。

【FTX:Sam Bankman-Fried氏】
世界最大の決済ネットワークの1社であるVisaと提携して、世界中にある何百万ものお店で仮想通貨を使用できる方法をユーザーの皆様に提供できることを嬉しく思います。このカードによって、ユーザーの皆様は24時間365日安全に管理費・処理費なしでFTX口座の仮想通貨残高を使用することができるようになります。

【Visa:Cuy Sheffield氏】
Visaは「デジタル通貨が金融サービスとお金の移動の将来に永続的な影響を与える」と信じています。FTXのような大手暗号資産取引所と提携して、人々が仮想通貨を使用する方法に柔軟性と使いやすさをもたらし、Visa加盟店での商品購入に仮想通貨残高を使用できるようにすることに興奮しています。

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