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Chiliz「テスト用CHZのステーキング」などが可能に|テストネット第5フェーズに突入


チリーズ(Chiliz/CHZ)は2022年11月21日に、スポーツ&エンターテイメント業界向けの新たなレイヤー1ブロックチェーン「CHILIZ CHAIN 2.0(CC2)」の展開に向けたテストネット・フェーズ5「Scoville Testnet Phase 5 – PEQUIN」が公開されたことを発表しました。これにより、CHZステーキングのテストなどを行うことが可能となりました。

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Chiliz「Scoville Testnet Phase 5 – PEQUIN」公開

チリーズ(Chiliz/CHZ)は2022年11月21日に、スポーツ&エンターテイメント業界向けの新たなレイヤー1ブロックチェーン「CHILIZ CHAIN 2.0(CC2)」の展開に向けたテストネット・フェーズ5「Scoville Testnet Phase 5 – PEQUIN」が公開されたことを発表しました。

CHILIZ CHAIN 2.0(CC2)はChilizチェーンの機能を大幅に強化した新ブロックチェーンであり、「Scoville」はこのCC2のメインネット公開に向けた準備を整えるためのテストネットとなっています。

Chilizは今年3月に「Scoville」をローンチして以降、段階的にテストネット上での開発作業を進めていましたが、今回の発表ではテストネットの第5フェーズが開始され、「テスト用CHZのステーキング機能」や「テストネットでのガバナンス」が登場したことが報告されています。


テストサイトの利用方法・テスト資金の獲得方法について

上記ツイート内に記載されているリンク先ページに移動すると、テスト用CHZのステーキングなどを行うことができるようになっており、同サイト上部の「ウォレット接続ボタン(CONNECT)」をクリックすると、MetaMask(メタマスク)などのウォレットにCC2のテスト用ネットワーク(CC2 Scoville)を追加して、サイトにウォレットを接続することができるようになっています。

現在公開されているのはあくまでも”テスト版”であるため、ウォレットに「CC2 Scoville」のネットワークを追加してもCHZ残高は0となっていますが、サイト内メニュー画面に表示されている「Go to Fauset」のページに移動して指示通りの作業を行えば、テスト用のCHZなどを無料で受け取ることが可能となっています。

具体的にはサイト内に記載されている「Tweet」ボタンをクリックして「Twitter上でテスト用資金を請求するためのツイート画面」を表示、テンプレートとして用意されているテキストの中の「0x0000000000000000000000000000000000000000」の部分を自分のテスト用ウォレットアドレスに置き換えてツイート、そのツイートのURLを先ほどのサイト内にペーストしてCHZやファントークンの請求ボタンをクリックすることによって、テスト用トークンを獲得することができるようになっています。

(画像:CC2 Scoville Faucet

また、公開された「Chiliz Staking」のページでは、テスト用バリデータの情報を確認したり、テスト環境で委任したりなど、実際にステーキングを行う作業をテストすることが可能となっています。(委任作業中にガス代として少額のテスト用CHZが必要となるため、1回のテスト用資金請求だけでは資金不足となります)

(画像:Chiliz Staking)

現在公開されている各種ページは「テスト用」であるため、間違ってメインネットの資産を送金したりすることがないよう注意する必要がありますが、Scovilleテストネットに参加すればメインネット公開前に一連の作業などを体験することができるため、興味のある方は利用してみると良いでしょう(*1)。

(*1)テストネットの参加・利用には一定の基礎知識が必要であり「メインネット資産を誤送金してしまう」など間違った作業を行なった場合には、メインネット資産を失ってしまう可能性がありますので、一連のテスト作業は “基本的な知識に自信のある方のみが自己責任で” 行ってください。