決済大手「PayPal(ペイパル)」は2022年12月7日に、同社が提供している暗号資産の購入・売却・保有サービスをルクセンブルクに拡大することを発表しました。ルクセンブルクのユーザーは近日中に「BTC・ETH・LTC・BCH」を売買・保有することができるようになるとのことです。
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BTC・ETH・LTC・BCHの売買・保有サービスを提供
PayPal(ペイパル)は2022年12月7日に、同社が提供している暗号資産の購入・売却・保有サービスをルクセンブルクに拡大することを発表しました。
ペイパルは決済サービスをグローバル展開する大手企業として知られていますが、2020年には米国で仮想通貨決済サービスの提供を開始、2021年には同サービスを英国にも拡大しており、昨年11月には米国ユーザー向けの仮想通貨決済サービスも発表されていました。
PayPalは公式発表の中で『ルクセンブルクはイノベーションの注力していることで知られる世界有数の金融センターである』と説明しており、近日中には対象となるルクセンブルクのユーザーがPayPalの暗号資産関連サービスを利用できるようになると報告しています。
これにより、ルクセンブルクのユーザーはWebサイトやモバイルアプリを通じて以下4種類の仮想通貨を売買・保有できるようになるとのことで、暗号資産についての理解を深めるための教育コンテンツにもアクセスすることができるようになるとも説明されています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
なお、PayPalはルクセンブルクで「仮想資産サービスプロバイダー(VASP)」として登録されているとのことで、ルクセンブルクのユーザーはPayPalを通じて1ユーロからこれら4種類の仮想通貨を購入することが可能、購入する際にはPayPal残高・登録銀行口座・EU発行のデビットカードを使用することができるとされています。
PayPalは『ルクセンブルクにサービスを拡大することは”デジタル通貨をより身近なものにする”というPayPalのミッションにおいて重要なステップである』と述べており、『ルクセンブルクの規制当局や政策立案者と密接に協力しながら、デジタル通貨が世界の金融と商取引で果たす役割の形成に有意義な形で貢献し続けることを約束する』とコメントしています。