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Polygon × hi「NFTでカスタムできるMastercardデビットカード」発表


暗号資産と法定通貨の金融アプリを提供している「hi」は2022年12月19日に、ポリゴン(Polygon/MATIC)のブロックチェーン上でNFTを発行してカードをカスタマイズすることができる「カスタムNFTデビットカード」のローンチを発表しました。

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Polygon NFTを発行してカードをカスタマイズ

暗号資産と法定通貨の金融アプリを提供している「hi」は2022年12月19日に、ポリゴン(Polygon/MATIC)のブロックチェーン上でNFTを発行してカードをカスタマイズすることができる「カスタムNFTデビットカード」のローンチを発表しました。

hiは今年9月に「Mastercardと提携してカード表面をNFTアバター画像でカスタマイズすることができる世界初のNFTデビットカードをリリースすること」を発表していましたが、今回は新たに「Polygon Studios」とのコラボレーションを通じてカスタマイズ可能なMastercardデビットカードを提供することが発表されています。

前回の発表時には「CryptoPunks、Moonbirds、Goblins、Bored Apes、AzukisなどのNFTコレクションでカードをカスタマイズできる」と説明されていましたが、今回の提携によってシルバー会員以上のユーザーは自分の好きな画像を用いてPolygon基盤のNFTを簡単に作成し、そのNFTでカード表面をカスタマイズすることができるようになると報告されています。


Polygon Studiosとのコラボレーションによって、ユーザーは自分の好きな画像を使って簡単にNFTを作成し、Mastercardのデビットカードをカスタマイズすることができるようになりました。

最大の特徴は?ガス代なしでミント体験ができることです。

🔗詳細は「http://polygon.hi.com」から。

発行されるデビットカードは「Mastercardのデビットカード」となっているため、世界にある9,000万以上の加盟店で法定通貨や仮想通貨を用いた支払いに使用することができると説明されています。

Hiは「シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイアモンド」といったように特典が異なる複数のランクのカードを提供していますが、NFTカスタマイズ機能は「シルバー会員以上のユーザー」が利用できるようになっています。

ただし、NFTカスタマイズ機能を利用するためにはPolygonのウォレットが必要で、Polygon NFTが保管されているウォレットをhiアプリに接続してNFTを選択することによって、カードをカスタマイズすることができる仕組みとなっています。今回発表されたカスタムNFTデビットカードの詳細は「hiの公式サイト」で詳しく説明されています。

Polygonの技術は有名企業などにも積極的に活用されており、今月8日にはスターバックスがPolygonの技術を活用した新サービス「Starbucks Odyssey」のベータ版テストを開始、今月15日はアメリカの前大統領であるドナルド・トランプ氏がPolygon基盤の公式NFTコレクションをリリースしています。