ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」は2023年1月11日に、アーリーステージのブロックチェーンゲームプロジェクトに投資を行うブロックチェーンゲーム領域に特化したファンド「Oasys Ecosystem Fund」を組成することを発表しました。
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資金面の支援に加えてパートナー企業からの支援も
Oasys(オアシス)は2023年1月11日に、アーリーステージのブロックチェーンゲームプロジェクトに投資を行うブロックチェーンゲーム領域に特化したファンド「Oasys Ecosystem Fund」を組成することを発表しました。
Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトであり、チェーンの運営主体となる初期バリデータには「バンダイナムコ研究所」などをはじめとする大手ゲーム会社やWeb3企業など合計21社が参加、合意形成アルゴリズムには環境面にも配慮したPoS(Proof of Stake)が採用されています。
2022年12月にメインネットをローンチしたOasysは、一定の基準を満たしたOasys上のゲームタイトルにトークンを付与するグラントプログラムも提供していますが、このトークンの使途は主に「マーケティング」に限定されていて、プロジェクト運営と推進のために必要な資金的支援を行う枠組みはこれまでありませんでした。
しかし現在は優れたプロジェクトでも運営資金のサポートを必要としているケースが多数見られるため、そのようなプロジェクトへの積極的な支援を通じてOasysエコシステムを一層成長させるとともに、ブロックチェーンゲーム業界の発展に貢献するため、新たに法人を設立して「Oasys Ecosystem Fund」を組成することを決定したと説明されています。
具体的には、資金面での支援に加えて、OasysのStrategic Roundにも参加したゲーム領域最大級のVC「Galaxy Interactive」などのパートナー企業からも、知見やネットワーク提供などによる支援が受けられるとのことです。
なお、今回発表されたファンドは「第1号ファンド」であり、今後の結果次第では「第2号ファンド」の組成も検討していると報告されています。