株式会社ライブドアは2023年2月14日に、レビュー投稿などでシンクロポイント・ビットコイン・イーサリアムなどを獲得することができるEat to Earn採用のWeb3グルメアプリ「シンクロライフ(SynchroLife)」をグループ事業化することを発表しました。
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グルメ情報分野のメディアサービスを拡充
ライブドアは2023年2月14日に、同社の親会社である「ミンカブ・ジ・インフォノイド」と「GINKAN」の間で、GINKANが運営するWeb3グルメアプリ事業「シンクロライフ」をライブドアが譲り受けることについて基本合意したことを発表しました。
シンクロライフ(SynchroLife)は、飲食店のレビュー投稿・店舗への来店・飲食代金支払いなどでデジタル資産が貯まる「Eat to Earn」の仕組みを採用したWeb3グルメSNSアプリであり、レビュー投稿などで「シンクロポイント・BTC・ETH」などを獲得することが可能、シンクロポイントはネイティブトークンである「シンクロコイン(SynchroCoin/SYC)」にも交換することができるようになっています。
ライブドアは「シンクロライフ」の事業を取り込むことによって、グルメ情報分野に特化したメディアサービスを拡充し、トークンエコノミーを活用した新たな顧客体験の提供やユーザーロイヤルティの向上を図ると説明しています。
また「ライブドアニュース」の拡散力や「ライブドアブログ」を含む他のバーティカルメディア(特化型メディア)との連携を通じてシンクロライフのユーザー増加を促すとも説明されているため、今後はユーザー増加によってシンクロライフ内のグルメ情報がさらに充実していく可能性があると期待されます。
なお、シンクロライフは昨年8月に仮想通貨ウォレット「MetaMask(メタマスク)」との連携機能を追加しており、その後9月には飲食店のキャッシュレス決済とCRM(顧客関係管理)・ロイヤルティプログラムを統合する「シンクロPAY」もリリースされています。