アスターネットワーク(Astar Network/ASTR)の創設者である渡辺創太氏は2023年2月17日に、同氏が設立した「Startale Labs」が「ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社」と協業して、Web3プロジェクトのインキュベーションプログラムを開始することを発表しました。
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インキュベーション参加企業の募集も開始
アスターネットワーク(Astar Network/ASTR)の創設者である渡辺創太氏は2023年2月17日に、同氏が設立した「Startale Labs」が「ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社」と協業して、Web3プロジェクトのインキュベーションプログラムを開始することを発表しました。
「Startale Labs」と「ソニーネットワークコミュニケーションズ」は、2023年3月中旬〜6月中旬までの期間にかけて『Web3 Incubation Program Powered by Sony Network Communications and Astar』を共同開催するとのことで、本日17日からはインキュベーション参加企業の募集も開始されています。
Startaleは今回のインキュベーションプログラムを通じてインキュベーション参加企業にビジネスストラテジー・テックサポートを提供するとのことで、本日から開始された参加募集では『Web3スタートアップのフェーズを問わず世界中から参加者を募集する』と説明されています。
具体的には、ソニーネットワークコミュニケーションズとAstarとのシナジーや技術力・チーム力・プロダクトの魅力などを考慮して、15〜20のプロジェクトをインキュベーションプログラムに採択するとのことで、3月中旬から行われるインキュベーションプログラム中は、世界的なVCやWeb3企業からのセッションや事業戦略や技術戦略におけるメンタリング、ソニーネットワークコミュニケーションズが持つリソースとのマッチングなどを実施、6月中旬には日本ブロックチェーンウィーク期間に日本でオフラインでのデモデイを開催すると報告されています。
メンターには「Alchemy・Blockdeamon・Polkadot・Dragonfly・Fenbushi」なども参画しているとのことで、今回のインキュベーションプログラムの特徴としては以下のようなものが挙げられています。
- Web3 FoundationやAlchemyなど世界トップレベルのWeb3企業と直接コネクションとフィードバックや有益なセッションを無料で受けることができる。
- ソニーネットワークコミュニケーションズやAstarのリソースを活用することができるだけではなく、テックサポートやファイナンスのサポートが提供される。有望な企業にはソニーネットワークコミュニケーションズからの出資も検討される。
- インキュベーションプログラム後はソニーネットワークコミュニケーションズとの実証実験やAstarチームにおけるプロダクト成長サポートなどが行われる予定。
「Startale Labs」のCEOである渡辺創太氏は、今回のWeb3インキュベーションプログラムについて次のようにコメントしています。
この度、ソニーグループの事業会社であり、グループ内でNFTをはじめとするWeb3の取り組みを推進しているソニーネットワークコミュニケーションズとWeb3インキュベーションプログラムを開始することができ嬉しく思います。両社の知見やリソースを共有しながらプログラムに採択された参加者の方々に価値提供を行い、新しいユースケースやプロジェクトを生み出していきたいと思います。
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