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Cardanoライトウォレット「Lace」数週間以内にメインネットで公開へ


カルダノ(Cardano/ADA)に関する暗号資産を管理することができるライトウォレットプラットフォーム「Lace」が今後数週間以内にメインネットでリリースされる予定であることが明らかになりました。Lace開発チームは特にデザインとセキュリティに力を入れて開発を進めているとのことで、コミュニティからも非常に良いフィードバックを得ていると報告されています。

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今後数週間以内にメインネットで公開予定

カルダノ(Cardano/ADA)の開発企業である「Input Output」は2023年3月3日のツイートで、Cardano関連のデジタル資産をまとめて管理できる軽量版ウォレットである「Lace」が今後数週間以内にメインネットでリリースされる予定であることをコミュニティに報告しました。

「Lace」は昨年6月に発表されたCardano関連のデジタル資産を管理することができるライトウォレットプラットフォームであり、「デジタル資産の管理・Cardano NFTの表示や送受信・マーケットプレイスとの接続・DAppsとの接続・資産のステーキング」などを手軽に行うことができる軽量化ウォレットとなっています。

Laceウォレットは現在開発中で、希望する場合は「テスト版のLaceウォレット」を利用することができるようになっていますが、今回のツイートでは「Laceウォレットが今後数週間以内にCardanoのメインネットでリリースされる予定」ということが報告されています。

Input Outputのツイートでは、同社のウォレット・サービスプロダクト責任者であるAlex Apeldoorn氏が「Essential Cardano360」で語った内容の一部が投稿されており、『ユーザーを中心とした安全なウォレットプラットフォームを作ることは、Cardanoを含むWeb3全体の成長に重要である』とコメントされています。


ユーザー中心の安全なウォレットプラットフォームを作ることは、Cardanoを含めたWeb3の成長にとって重要です。最新の「Cardano360」では、AlexがLace開発の最新情報と、FYEOによる継続的な監査について話しています。

詳しくはフルビデオをご覧ください:https://iohk.link/3kqXxC8

Laceウォレットの開発状況について

Alex Apeldoorn氏が語った内容によると、Lace開発チームはメインネット上でのLace公開に向けて熱心に開発を進めているとのことで、特にデザインとセキュリティに力を入れて開発を進めていると報告されています。

また、Lace開発チームは100人以上のユーザーと話し合いながらユーザーフローを改良してできる限りシームレスに機能するよう努力を続けているとのことで、特にトランザクションバンドルに関するワークフローは非常に使いやすいものになっており、コミュニティからも非常に良いフィードバックを得ていると説明されています。

さらに、NFTギャラリーでは自分が保有しているNFTを表示してそれに関連する全ての情報を確認することが可能、デリゲーションセンター(委任センター)では「ステークプールに関する情報・ステークプールが行なっていること・その背景」などに関する情報が全てわかり、そのステークプールに委任することもできるとも説明されています。

Laceの開発ではブロックチェーンのセキュリティ監査などを行なっている監査会社「FYEO」とも協力、FYEOが数週間にわたってコード監査を行なっているため、最終的な監査レポートによってLaceウォレットの脆弱性を特定し、セキュリティを高めることができるとされています。

Lace.io」の公式サイトでは、ChromeブラウザでLaceの拡張機能をテストすることができる「プレプロダクション版」がリリースされていますが、プレプロダクション版のLaceウォレットを既に導入している場合は、メインネット版のリリース後に「プレプロダクション版とメインネット版の切り替え」ができるようになり、メインネット上の資産を実際に利用することができるようになると報告されています。

最近ではカルダノ関連のNFTプロジェクトも続々と増えてきていますが、Laceウォレットでは保有するNFTを一覧表示で簡単に確認できるようになっているため、メインネット版のLaceウォレットが正式リリースされれば、カルダノのNFTコミュニティもさらに活発化すると期待されます。