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分散型取引所「Uniswap」BNBチェーンに対応|Avalanche対応の提案も賛成多数


分散型取引所(DEX)を展開している「Uniswap(ユニスワップ)」は2023年3月16日に、サポートするブロックチェーンを拡大して「BNB Chain」に新規対応したことを発表しました。Uniswapでは「Avalanche対応に関する提案」の投票も実施されていますが、この提案も賛成多数で可決される見込みとなっています。

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BNBチェーン関連トークンの交換が可能に

分散型取引所(DEX)を展開している「Uniswap(ユニスワップ)」は2023年3月16日に、サポートするブロックチェーンを拡大して「BNB Chain」に新規対応したことを発表しました。

Uniswap(ユニスワップ)は自己管理型ウォレットをサイトに接続することによって、様々な暗号資産を相互交換することができる人気の分散型取引所(DEX)であり、仮想通貨業界の代表的なDEXの1つとして知られています。

今回のBNBチェーン対応によって、Uniswapではサイト右上のボタンからネットワークを「BNB Chain」に切り替えることが可能となっているため、このボタンでネットワークをBNBチェーンに変更すれば、BNBチェーンを基盤として発行されている各種暗号資産を簡単に交換することができます。


Uniswapが「BNB Chain」に対応しました??

Uniswapのウェブアプリでお気に入りのBNBトークンをスワップしましょう。

Uniswapはこのツイートに続ける形で『BNB ChainがWeb3で最も安全なDEXと統合された』とコメントしており、『BNB ChainはPolygonやArbitrumのようにEthereumメインネットよりも高速化つ安価な取引を提供し、Uniswapをより多くの人々が利用できるようにする』と語っています。

新たにBNB Chainがサポートされたことによって、Uniswapの対応チェーンは以下の6種類となりました。

Avalanche対応に関する提案も可決する見込み

2021年5月に公開された「Uniswap V3」のプログラムコードは”オープンソース”として公開されていましたが、トークンなどのインセンティブを提供することによってユーザーを既存のプラットフォームから競合プラットフォームへと吸い上げる「ヴァンパイア攻撃」の懸念があることから、ソースコードの商用利用に追加の使用許諾を必要とする「Business Source License」が2年間の制限付きで設置されていました。

2023年4月1日に「Business Source License」の期日を過ぎると「Uniswap v3」のソースコードをコピーしたサービスが増加することが予想されるため、Uniswapコミュニティではマルチチェーン展開に向けたステップとしてBNBチェーンに対応した経緯があります。

Uniswap v3をBNBチェーンで展開する提案にはUNIトークンを大量保有する「a16z」が1,500万UNIで反対票を投じていましたが、最終的には5,500万UNIの賛成票を獲得して提案が可決されることとなりました。

Uniswapのガバナンスでは「Moonbeam」や「zkSync」への対応が既に可決されており、現在は「Avalanche対応に関する提案」も投票中、記事執筆時点の投票数は「賛成32,343,181 / 反対2,500,207」となっているため、Avalanche対応に関する提案もこのまま可決される見込みとなっています。

(画像:Uniswap)

なお、Uniswapは今月3日にオープンソースの完全自己管理型ウォレットアプリである「Uniswap Wallet」の早期アクセス版をリリースしたことを発表しています。