大手暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)は2023年3月20日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)のレイヤー2スケーリングソリューションである「アービトラム(Arbitrum/ARB)」の取扱いを開始する計画を発表しました。
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Arbitrum(ARB)が「BINANCE」に上場
BINANCE(バイナンス)は2023年3月20日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)のレイヤー2スケーリングソリューションである「アービトラム(Arbitrum/ARB)」の取扱いを開始する計画を発表しました。
アービトラム(Arbitrum/ARB)は、イーサリアムネットワークでトランザクション(取引)が集中することによって取引遅延・手数料高騰などの問題が発生する「スケーラビリティ問題」を解決することを目的としてOffchain Labsが開発したレイヤー2スケーリングソリューションであり、最近ではArbitrumのガバナンストークンとなる「ARB」を発行することも発表されていました。
Arbitrumは、アービトラムで展開される2つのネットワーク「Arbitrum One」もしくは「Arbitrum Nova」を利用したことのあるユーザーを対象として、2023年3月23日にARBのエアドロップ(無料配布)を実施する計画を発表していたため、今後の動きには注目が集まっていましたが、今回の発表ではこのARBの取扱いがBINANCEで開始されることが報告されています。(※ARBの受取資格はこちらの公式サイトにウォレットを接続することによって確認可能)
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2023年3月24日午前2時に現物取引開始予定
BINANCE(バイナンス)は日本時間2023年3月24日午前2時00分に「ARBの現物取引」を開始する予定で、追加される取引ペアは「ARB/BTC」と「ARB/USDT」の2種類とされています。
バイナンスの利用者は日本時間3月23日21時30分頃(Ethereumのブロック高:16,890,400)にArbitrum公式でトークン請求が可能になったタイミングで、取引準備としてBINANCEにARBを入金することができるようになるとのことで、その後24日の午前2時には現物取引を開始、ARBの出金は25日の午前2時00分から可能になる予定だと報告されています。