メッセージアプリ「Telegram(テレグラム)」で提供されている「@wallet」と呼ばれる仮想通貨ウォレットボット機能で、代表的な米ドル連動ステーブルコインであるテザー(Tether/USDT)がサポートされたことが明らかになりました。
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TRONネットワーク上のUSDTをサポート
Telegram(テレグラム)で提供されている「@wallet」と呼ばれる仮想通貨ウォレットボット機能で、代表的な米ドル連動ステーブルコインであるテザー(Tether/USDT)がサポートされたことが明らかになりました。
「@wallet」はテレグラムのアプリ内で仮想通貨の残高確認・送金・受金・購入・取引などを行うことができるウォレットボット機能であり、テレグラムのアプリ内で「@wallet」と検索してボットを導入するだけで簡単に利用することができるようになっています。
このウォレット機能は元々「ビットコイン(BTC)」と「トンコイン(TON)」のみをサポートしていましたが、現在は新たに「テザー(USDT)」がサポートされています。
これによって、Telegramのユーザーは「@wallet」を利用してUSDTの残高確認・送受金・購入・交換・P2P取引などを行うことができるようになっており、「取引手数料なしでUSDTを友人に直接送ることができる」とも伝えられています。
ただし、記事執筆時点でサポートされているのは「TRONネットワーク上のUSDT(TRC20)」のみとなっており、他のネットワークのUSDTには対応していないため、USDTをウォレットに入金する際などには異なるネットワーク上のUSDTを送金しないよう注意が必要です。
Telegramでは暗号資産・ブロックチェーンに関連した機能の拡充が続けられており、昨年11月に「Fragment」と呼ばれるプラットフォームでTelegramのユーザーを仮想通貨TONで売買できる機能の提供が開始された他、12月には電話番号・SIMカードなしでTelegramを利用できる匿名番号「Anonymous Numbers」の売買も開始されています。
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