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Huobiが新会社『HBUS』を通じて米国に進出

Huobi(フォビ)が、『HBUS』と呼ばれる新会社を通じて米国で新しい仮想通貨市場を立ち上げることが明らかになりました。

Huobiの米国独占的戦略的パートナー

米国に新たに設立されることになったプラットフォームは、サンフランシスコに本拠を置く『HBUS』という会社を経由します。

HBUSは今週公開されたMediumの記事で、彼らがHuobiの系列会社ではなく『Huobiの米国独占的戦略的パートナー』であることを強調していましたが、その記事は現在削除されています。

『HBUS』はHuobiの”一派”、”子会社”、”部門”またはあらゆる種類の”系列”ではありません。またHBUSは「Huobi US」ではなく、その変形でもありません。HBUSは『Huobiの米国独占的戦略的パートナー』です。

同社は「ユーザーフレンドリーなインターフェースと多くの仮想通貨を採用しているため、顧客にとって魅力的なものになるだろう」と述べています。

今後の予定

プレスリリースによると、HBUSはブロックチェーンプロジェクトとのパートナーシップを模索するとともに、新規顧客に割引や賞品を提供するサービスを展開し、積極的に事業を拡大する予定となっています。

公式ウェブサイトによると、HBUSは6月10~14日の間に登録したすべてのユーザーに30日間の無償取引を提供しており、1,000ドル(約11万円)以上の預金を持つ顧客のためのビットコインギフトコンテストなども行なうことなども発表されています。

また、この新会社は新しいオフィスで60人を雇用したいと考えているとも報じられており、リクルーターの募集も行われています。

米国の仮想通貨取引所は規制当局の監督下に入ることが強く要請されているため、HBUSは『全ての従業員がマネーロンダリング防止(AML)とテロ資金供与対策(KYC)の『教育』を受けており、それについての『試験に合格する必要』があると強調しています。

公式の取引は6月15日に開始を予定していますが、需要が非常に大きいために立ち上げが延期される可能性もあるとのことで、ニュースレターやテレグラムのチャンネルに登録することで登録開始時に通知を受け取ることができると説明されています。

自律分散型組織(DAO)を目指す

シンガポールに本社を構えるHuobiはここ最近で積極的に事業を拡大しています。
今年1月にはサンフランシスコにオフィスを開く計画を明らかにしており、4月には韓国とロンドン、5月にはカナダやブラジルへの進出を発表しています。

以前は北京に拠点を置いていたHuobiはグローバルに事業を拡大していることなどを理由に6月6日には新たな計画を発表しました。

同社は徐々に事業を分散型プラットフォームに移行させ、スマートコントラクトを使用して自動化することで、ブロックチェーンベースの自律分散型組織(DAO)の夢を実現することを目指していることを明らかにしており、『Huobi Chain Project(HCP)』と『Huobi Chain Superhero Championship Program(HCSCP)』の立ち上げを予定しています。

Huobi Token(HT)の価格は?

Huobi Token(HT)の価格推移(coingecko.comから)

Huobi(フォビ)が発行している仮想通貨Huobi Token(HT)の価格は現在も順調に上昇を続けています。

『系列会社ではない』とされてはいるものの、HBUSのサービスが開始されればHuobiのサービスやトークンもさらに需要が高まることが予想されます。

短期間で続々と発表の続くHuobiグループには今後も注目です。

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(引用:hbus.com