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Gate Group・OKX「香港向けの仮想通貨取引サービス」提供開始|8〜16銘柄を取扱い

香港で2023年6月1日から新たな暗号資産規制が施行されることを受けて、仮想通貨関連サービスをグローバルに展開している大手暗号資産取引所から「香港ユーザー向けの仮想通貨取引サービス提供」に関する発表が続々と行われています。

ここ最近では「Gate.io」や「OKX」が発表を行っており、取扱う暗号資産の詳細情報なども明らかにされてきています。

Gate.HKは「暗号資産8銘柄」を取り扱い

暗号資産取引所「Gate.io」などを展開している「Gate Group」は2023年5月24日に、香港ユーザー向けの暗号資産取引プラットフォームである「Gate.HK」のサービス提供を23日から開始したことを発表しました。

Gate.HKは2023年5月23日から登録受付と取引サービスを開始しており、現在は暗号資産の入出金や複数の仮想通貨の現物取引が可能となっています。

Gate.HKは「個人投資家とプロ投資家を含む全てのユーザーに幅広い取引サービスを提供すること」を目指しているとのことで、より幅広い選択肢を提供するために様々なサービスを展開し、ユーザーのニーズや香港の規制に合わせてサービス内容を改良していく予定だと説明されています。

なお「Gate.HK」には記事執筆時点で以下の合計8銘柄が上場しています。

OKXは「暗号資産16銘柄」を取り扱い

暗号資産取引所「OKX」は2023年5月25日に、香港のユーザー向けに暗号資産の現物取引サービスを提供するために、同社のアプリを強化したことを発表しました。

OKXが提供する香港ユーザー向けアプリでは、合計16種類の暗号資産を購入・売却・交換することが可能で、各種トークンは香港ドル・P2P取引・ApplePayやVisa/Mastercardを通じたサードパーティサービスを使用して購入できると説明されています。

また、今後数ヶ月以内には香港証券先物委員会(SFC)が定めるルールに従いながら、ユーザー体験をより豊かにして多様化させるため追加機能がリリースされる予定とも報告されています。

今回の発表ではOKXの香港向けサービスで取引可能な暗号資産の種類については報告されていないものの、「Wu Blockchain」の報告では以下の16銘柄が取引可能だと伝えられています。

香港で施行される新たな暗号資産規制では「個人投資家の仮想通貨取引」も認められているため、今後は香港でこれらの仮想通貨の取引が活発化する可能性があるとも期待されています。

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