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BINANCEの英子会社:FCAに「登録取り消し」を求めていたことが判明

BINANCE(バイナンス)の英国子会社である「Binance Markets Limited(BML)」が、英金融行動監視機構(FCA)への登録を取り消していたことが明らかになりました。

英金融行動監視機構(FCA)が2023年6月7日に更新した公式サイトの情報によると、BMLはここ最近で”FCAの許可取り消し”を求めていたとのことで、この要求を反映するプロセスは2023年5月30日に完了してFCA登録簿に反映されたと報告されています。

また、同ページでは「バイナンスグループの他の事業体は英国で事業を行うための認可・登録を行っていない」ということも説明されています。

なお、BMLの運営許可は取り消されることとなったものの、同社は元々英国で事業を展開していなかったため、今回の取り消しは同社の運営に影響を与えないとも報告されています。

ここ最近では、BINANCE関連企業の登録抹消や撤退に関する報告が増えてきており、「キプロスにおける暗号資産サービスプロバイダー(VASP)の登録抹消を申請していること」や「オランダから撤退すること」などが報告されていました。

オランダからの撤退が発表された際には「新たにEUで導入される暗号資産規制(MiCAR)に完全に準拠するための準備を進めている」と説明されていたため、一連の撤退に関する決定は特定地域でのサービス展開に注力するための準備の一環であると考えられます。

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