「Find Your Slurpee Vibe」をリリース
米国のセブンイレブンが、Polygon基盤のNFTコレクション「Find Your Slurpee Vibe」をリリースしたことが明らかになりました。
「Find Your Slurpee Vibe」は、セブンイレブン初のデジタルコレクションであるとのことで、現地時間2023年7月11日の発表でもデジタルコレクションについての説明が行われています。
私たちは年に一度の大好きな日である「Slurpee Day」をお客様と一緒にお祝いするために、いつも新しいクリエイティブな方法を探しています。今年はブランド初のデジタルコレクティブル「Find Your Slurpee Vibe」を提供します。
人気ドリンク「Slurpee」のNFTを提供
具体的には、モバイル端末からアクセスできるサイトを通じて「Slurpee(スラーピー)」と呼ばれる人気のフローズンドリンクを作成することが可能で、自分の好きなドリンクを作成した後にNFTミントの工程に移ることが可能となっています。
ドリンクを作成すると「CLAIM NOW」のボタンが表示されるため、このボタンをタップして「名前・Eメールアドレス・電話番号」を入力すると、Slurpee NFTを請求するためのコードが電子メールで送信される仕組みになっていると伝えられています。
その後はNFTを保管するためのウォレットが作成されるとのことですが、このNFTは一般的なNFTとは違い、ユーザーが自分自身で保管・管理したり、売却・譲渡することはできないようになっているとも伝えられています。
公式発表内では「NFT」の表現は使用せず
今回リリースされたNFTはポリゴン(Polygon/MATIC)のブロックチェーンを用いて発行されるNFTであると報告されていますが、セブンイレブンの公式発表内では「デジタルコレクション」という言葉が使用されているだけで、「NFT」という表現は利用規約ページでのみ使用されています。
NFTコレクションは「スターバックス」などの有名企業でも発行されてきていますが、広い視野で見ると一般的に知られる言葉ではなく、暗号資産やNFTに嫌悪感を持つ人々もいるため、”デジタルコレクション”という言葉が用いられている可能性もあると考えられます。
今回のNFTコレクションの説明では、NFTやブロックチェーンに関する言葉は使用されていないものの、ブロックチェーン関連の技術は世界中の様々な企業で活用されるようになってきているため、今後もこれらの技術は世界中の様々なサービスで利用されていく可能性があると期待されます。
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