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イーロン・マスク氏が「ドージコイン開発」に資金提供?公認伝記の内容が話題に

イーロン・マスク氏公認伝記の一部内容が判明

2023年9月12日に出版が予定されているイーロン・マスク氏の公認伝記『Elon Musk』では「イーロン・マスク氏がドージコインの開発に密かに資金提供していたこと」や「ブロックチェーンに基づく支払いを含めたソーシャルメディアの創造を検討していたこと」などが明かされていると伝えられています。

この内容は今回の伝記の著者であるウォルター・アイザックソン氏が2023年8月31日に「The Wall Street Journal」で公開した記事の中で明かされており、著名な仮想通貨ジャーナリストである「Wu Blockchain」からもその一部内容が報告されています。

9月12日に出版されるイーロン・マスク氏の伝記では「彼がドージコインの開発に密かに資金提供していたこと、ブロックチェーンに基づく支払いを含めたソーシャルメディアの創造を検討していたこと、サム・バンクマン=フリード氏が最終的にTwitterの買収支援で50億ドルの投資に失敗したこと、お互いがクレイジーだと思っていること」などが明らかにされた。

Twitter買収の経緯などに関する記載

「The Wall Street Journal」で公開された記事では、12日に出版される『Elon Musk』の一部分が掲載されており、Twitter買収の経緯などに関する内容が記載されています。

仮想通貨業界で注目を集めているのはマスク氏が弟のキンバル・マスク氏と昼食をとった際の会話について書かれている部分で、マスク氏はこの時の会話で「ドージコインを使った決済システムを組み込んだ、ブロックチェーン基盤の新しいソーシャルメディアプラットフォーム」というアイデアを思いついたと報告されています。

弟のキンバルはランチの席で彼に「ブロックチェーンに基づく新しいソーシャル・メディア・プラットフォームを立ち上げた方がいい」と言った。マスクは興味をそそられた。彼は冗談半分でドージコインを使った決済システムができるかもしれないと言った。この仮想通貨は彼が密かに開発資金を提供していたものだ。

昼食の後、彼はキンバルに「決済とTwitterのようなショート・テキスト・メッセージの両方を行うブロックチェーン基盤のソーシャルメディアシステム」のアイデアを具体化したメールを数通送った。

イーロン・マスク氏はTwitter買収後もドージコインを支持し続けており、今年4月にはTwitterのアイコンをDOGEのロゴ画像に変更、現在は主要仮想通貨のリアルタイム価格が確認できる機能なども搭載されています。

最近では「Xが仮想通貨ウォレットサービスを提供するために必要となる”通貨送金ライセンス”をアメリカ・ロードアイランド州で取得したこと」なども報告されているため、Xやイーロン・マスク氏の今後の取り組みには注目が集まっています。

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WSJ報道