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Polygon:仮想通貨POLへのアップグレードを含む「3つの改善提案」を発表

「Polygon 2.0」に関する提案を正式発表

ポリゴン(Polygon/MATIC)を開発している「Polygon Labs」は2023年9月14日に、仮想通貨MATICをPOLにアップグレードする内容を含む「Polygon 2.0」に関する3つの改善提案(PIP)を発表しました。

お待たせしました。Polygon 2.0の実装は、3つのポリゴン改善提案(PIP)とフェーズ0のロードマップリリースによって、今、幕を開けます。

Polygon 2.0は「イーサリアムのブロックスペースを拡張して、インターネットのバリューレイヤーを構築すること」を目的としたもので、無制限のスケーラビリティと統一された流動性を提供すると説明されています。

Polygon Labsは今年6月に「Polygon 2.0」の計画を発表、その後7月には「MATICをPOLにアップグレードする計画の概要」を発表していましたが、今回はプロトコルの変更内容をコミュニティに伝える「ポリゴン改善提案(POP)」が公開されています。

3つのポリゴン改善提案(PIP)

今回発表されたポリゴン改善提案(PIP)は「PIP-17、PIP-18、PIP-19」の3つであり、それぞれの提案は以下のような内容を記載したものとなっています。

4つの段階的な主要アップグレード

フェーズ0は4つの主要アップグレードに焦点を当てたもので、具体的には以下4つのアップグレードを段階的に実施していく予定だと説明されています。

  1. MATICからPOLへのアップグレード開始
  2. POLがPoSのネイティブガストークンになる
  3. POLがPoSのステーキング・トークンとなる
  4. ステーキングレイヤーのローンチ

早ければ2023年第4四半期に実装開始

今回発表されたポリゴン改善提案については、コミュニティからの承認が得られた場合には、早ければ2023年第4四半期にも実装を開始すると説明されています。

なお、これら3つの提案で説明されている変更は、現時点でエンドユーザーに影響を与えるものではないとのことです。

Polygon Labsは一連の取り組みについて「誰でも貢献することができる」とも説明しており、Polygonフォーラムで提案の内容を読んだり、コメントを残したり、質問したりすることを求めています。

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