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Visa × Transak「仮想通貨→法定通貨の交換」を145カ国で提供|40銘柄以上をサポート

ウォレットの仮想通貨をVisaカードに

仮想通貨とNFTの決済インフラを展開している「Transak」は2024年1月30日に、決済大手「Visa」と提携して暗号資産を各国の法定通貨に簡単に交換できるようにするサービスを、世界145カ国以上のユーザー向けに提供することを発表しました。

今回の提携は、仮想通貨を法定通貨に交換する「オフランプ」と呼ばれるサービスを強化することを目的としたもので、これによって145カ国以上のユーザーは自分が保有する暗号資産を現地の法定通貨に交換できるようになるため、重要なマイルストーンとなると説明されています(日本では利用不可)。

具体的には「Visa Direct」と呼ばれる機能を通じてリアルタイムでVisaカードへの出金を可能にする仕組みで、ユーザーはメタマスクなどの仮想通貨ウォレットで管理している仮想通貨を法定通貨に交換して直接Visaのプリペイドカードに引き出し、1億3,000万以上のVisa加盟店で使用できるようになると伝えられています。

注目すべき点としては「Visa Directがリアルタイムで取引を処理できること」が挙げられており、「送金はほぼ30分以内に完了するため、数日かかる可能性がある従来の銀行取引方法に比べて大きな利点となる」と説明されています。

オフランプサービスは40銘柄以上に対応

Transakは40種類以上の仮想通貨をサポートしているため、同社の堅牢なインフラと「Visa Direct」を組み合わせることによって、仮想通貨から法定通貨への交換を望む人々に魅力的なサービスを提供できると期待されています。

なお、Transakの公式サイトによると、同社は2024年1月時点で75以上のブロックチェーンにわたる170以上の仮想通貨をサポートしているとのことで、オフランプサービスでは4つの主要チェーンにおける40以上の仮想通貨がサポートされていると報告されています。

【オフランプサービスでサポートされている通貨の一部】
BTC・ETH・BNB・USDT・XRP・DOGE・UNI・USDC・XLM・SOL・EOS・MATIC・TRX・ETC・DAI・XTZ・AVAX・MANA・ALGO・KSM・HBAR・CELO・FTM・VLX・GLMR・EVMOS・AGEUR・AGEUR・VEXT・WETH・DOT・LTC・BCH・MOVR・ADA

「Transak」の共同創設者兼CEOであるサミ・スタート氏は、今回の提携について次のように述べています。

私たちはこのパートナーシップがWeb3全体にとっての転換点になると信じています。世界中の何百万人もの人々が、保有するデジタル資産をリアルタイムかつ直感的に現地通貨に換金できる簡単な方法を手に入れたのです。

コンプライアンスの不確実性という危険な道を歩む必要も、詐欺リスクに直面する必要ももはやありません。TransakとVisaは40種類以上の仮想通貨をカバーしています。

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Transak発表