BINANCE「インスクリプション・マーケットプレイス」公開|BRC-20などの売買・発行が可能に
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BITTIMES
暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)は2024年2月1日に、同社が提供している「Binance Web3 Wallet」で「インスクリプション・マーケットプレイス」と呼ばれる新しいサービスを開始したことを発表しました。
Inscription(インスクリプション/刻印)とは、ビットコインの最小単位である「satoshi」にJSON形式のテキストファイルを刻み込むプロセスのことであり、この技術によって「Ordinals・BRC-20・ビットコインNFT・碑文」などとして知られるトークンが発行されています。
今回発表された「Inscriptions Marketplace」は、インスクリプション関連のトークンを扱う新しいマーケットプレイスで、ユーザーはBINANCEアプリ内で「BRC-20トークン」や「EVMトークン」など様々な刻印トークンを発行・取引できると説明されています。
Inscriptions Marketplaceの特徴としては以下の3点が挙げられています。
- 人気のある60,000個のBRC-20トークンを含む、様々なBRC-20トークンやEVMトークンを購入・売却・発行できる。
- 取引所とWeb3ウォレット間で碑文をワンクリックで移動できる。画面やアプリの切り替えは必要ない。
- BTCトランザクション・アクセラレーターにより、ユーザーは手数料を支払うことでBRC-20トークンの取引などあらゆるBTC取引を高速化できる。
「Binance Web3 Wallet」は日本では利用できないため、今回提供開始された「Inscriptions Marketplace」も日本では利用できないものの、BINANCEのグローバル版アプリで同サービスが開始されたことによって、今後はBRC-20トークンなどの取引が活発化する可能性があると予想されます。
なお、BINANCEは昨年8月に日本向けサービスとなる「Binance Japan」のサービス提供を開始しており、早い段階で100銘柄を取扱う方針なども明かされています。
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