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バフェット氏が支援する大手銀行「ビットコインのライトニングネットワーク」統合へ

Nubankが「Lightspark」と提携

ビットコイン(BTC)関連の開発企業であるLightspark(ライトスパーク)は2024年6月25日に、ウォーレン・バフェット氏の投資ファンド「バークシャー・ハサウェイ」が出資するラテンアメリカ最大のデジタル銀行「Nubank(ヌーバンク)」と提携したことを発表しました。

Nubank(ヌーバンク)は、伝説の投資家として知られるウォーレン・バフェット氏が率いる持株会社「バークシャー・ハサウェイ」が出資しているフィンテック銀行であり、2022年には仮想通貨関連企業「Paxos」との提携を通じて暗号資産取引サービスの提供も開始しています。

Lightspark(ライトスパーク)は、Meta(旧:Facebook)のデジタル通貨事業で責任者を務めていたデビッド・マーカス氏が設立した企業で、少額のビットコインを高速かつ低コストに送金できる技術「ライトニングネットワーク」を活用したサービスやツールを展開しています。

今回の提携は、Nubankのプラットフォームにライトニングネットワークを統合するためのもので、これによってNubankの顧客もビットコインのライトニングネットワークを利用できるようになると伝えられています。

NubankがLightsparkを選び、ビットコインのライトニングネットワークとユニバーサル・マネー・アドレス(UMA)をプラットフォームと顧客に提供することに感激しています。現在はNubankチームと共に統合作業を進めています。さあ行こう!

ユニバーサル・マネー・アドレス(UMA)も統合

デビッド・マーカス氏からの発表にもあるように、今回の提携ではユニバーサル・マネー・アドレス(UMA)と呼ばれるものもNubankのプラットフォームに統合されます。

ユニバーサル・マネー・アドレス(UMA)は「you@domain.com」といった電子メールのような簡単なアドレスで仮想通貨と法定通貨を送受信できるオープンソースの決済システムで、UMA対応のウォレット・取引所・銀行などで24時間365日いつでもお金を送受信できるように設計されています。

今回の提携では、Nubankのプラットフォームに「ライトニングネットワーク」と「UMA」の両方が統合されるため、Nubankの顧客はライトニング経由でBTCを少額送金したり、UMAで簡単にお金を送受信したりできるようになります。

Nubankはブラジルメキシココロンビアなどで1億人以上の顧客向けにサービスを提供しているラテンアメリカ最大のデジタル銀行であるため、今回の統合によってライトニングネットワークやビットコインがさらに普及し、より一般的な存在になる可能性があると期待されています。

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