仮想通貨ニュース週間まとめ「TON・Cardano・SHIB」などの注目記事が多数
2024年8月25日〜31日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
LUNC・USTC保有者向けの重要発表
Terraform Labs(TFL)は2024年8月28日に、テラクラシック(Terra Classic/LUNC)に関連する暗号資産を他のブロックチェーン上からTerra Classicのチェーン上に戻すことができる「Shuttle Bridge」が一時的に再開したことを発表しました。
ブリッジ閉鎖後は、コントラクト内に残されたユーザー資産が全てバーン(焼却処分)されるとのことで、その後はブリッジが永久に閉鎖されるとも説明されているため、Terra Classic外部でLUNC・USTCを保有している方は必ず変換手続きを行なっておくようにしましょう。
ブリッジの利用方法などはこちら
金融庁「2025年度の税制改正要望」を公表
金融庁は2024年8月30日に、仮想通貨業界からも注目が集まっている「2025年度(令和7年度)の税制改正要望」を公開しました。
金融庁が公開した税制改正要望は、NISA・年金・株式・相続などといった様々な内容を含む包括的なもので、その中の一部として暗号資産(仮想通貨)に関する内容も記載されています。
税制改正要望の内容はこちら
Maker:新トークン「SKY・USDS」導入へ
米ドル連動ステーブルコインのダイ(DAI)などで知られるメイカー(Maker/MKR)は2024年8月27日に、Makerを「Sky」をリブランディングして新しいステーブルコイン「USDS」とガバナンストークン「SKY」を導入することを発表しました。
新トークンである「SKY」と「USDS」は2024年9月18日にローンチされる予定で、MKR・DAI保有者は自分が保有するトークンを交換するかどうかを自由に決めることができると報告されています。
SKY・USDSの詳細はこちら
TON基盤のミームコイン「DOGS」上場
Telegram(テレグラム)の利用者にエアドロップされたことでも注目を集めたTON基盤のミームコイン「DOGS」が、2024年8月26日に複数の大手暗号資産取引所に上場しました。
28日には、人気のTON基盤ゲームであるHamster Kombat(ハムスターコンバット)から「仮想通貨HMSTRのトークン生成イベント(TGE)とエアドロップの実施予定日が2024年9月26日に決定したこと」も発表されています。
カルダノ関連の注目&重要発表が多数
カルダノ(Cardano/ADA)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は2024年8月30日に「ジェネシスキーは死んだ」とコメントして、カルダノのヴォルテール時代が間近に迫っていることを報告しました。
最近では、カルダノ開発企業であるInput Outputから「東京・大阪で限定イベントを開催すること」も発表されており、カルダノの軽量ウォレットであるFlint Wallet(フリント・ウォレット)の提供が終了することなども報告されています。
カルダノ関連の注目記事はこちら
SHIB「分散型ガバナンスの導入」に向けて準備
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のマーケティングリーダーであるLUCIE氏は2024年8月24日に、SHIBプロジェクトが分散型自律組織(DAO)の導入を通じた「DAOガバナンス」の実現に向けて準備を進めていることを報告しました。
27日には「Shibariumと新しいL3チェーンの違い」に関する説明も投稿されており、29日にはSHIB関連の新作ゲーム『Agent Shiboshi』もリリースされています。
SHIB関連の注目記事はこちら
仮想通貨の価格上昇を予想する意見が多数
X(旧Twitter)で200万人近くのフォロワーを有する著名アナリストのPlanB氏は2024年8月25日に「ビットコイン(BTC)の価格は500,000ドル(約7,250万円)に向かっている」との考えを示しました。
今月28日には、Xで33万人以上のフォロワーを有する仮想通貨トレーダーのルーク・マーティン氏(@VentureCoinist)から「今のアルトコインは家を売ってでも買うべきレベルにある」との意見も語られています。