ビットコイン購入資金を確保「メタプラネット経営陣による新株予約権行使」の報告
ビットコイン(BTC)を購入し続けていることで知られるメタプラネットは2024年9月9日に、メタプラネットの経営陣が第11回目の新株予約権を行使する旨を表明したと発表しました。
「新株予約権の行使」とは、事前に定められた価格で新株を購入できる権利を実際に使用することを意味します。
予約券行使を表明したのは、代表取締役社長のサイモン・ゲロヴィッチ氏、取締役COOの阿部 好見氏、CFOの王生 貴久氏の3名で、取得した株式は長期的に保有し続ける予定であることが口頭で確認されているとも報告されています。
今回の新株予約権行使によって得られる資金は2億9,970万円で、これらの資金は「ビットコインの購入」に充てられる予定となっています。
この資金は2024年9月9日時点で全額受領されているとのことですが、経営陣への新株交付は一般投資家が株式を受け取られるのと同時期(9月18 日以降に通知書が発送されてから行使手続きが完了したのち)に行われる予定だとされています。
今回発表された「メタプラネット経営陣による第11回新株予約権行使」の概要は以下の通りです。
【行使者及び役職】
- サイモン・ゲロヴィッチ 氏(代表取締役社長)
- 阿部 好見 氏(取締役COO)
- 王生 貴久 氏(CFO)
【総発行個数】
18,166,930個
【割当個数】
合計540,000個(2.97%)
【行使個数】
合計540,000個(2.97%)
【行使金額】
合計2億9,970万円
なお、メタプラネットは記事執筆時点で約29億4,000万円に相当する「360.37 BTC」を保有しており、最近では暗号資産取引所「SBI VCトレード」との提携なども発表されています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1BTC=8,155,195円)
メタプラネット関連の注目記事
Souce:メタプラネット公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用