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ソラナ基盤DAppsなどでワールドコインの「World ID」が利用可能に

WormholeがソラナへのWorld ID導入に成功

ワールドコイン(Worldcoin/WLD)は2024年9月13日に、人間性を証明するデジタルIDである「World ID」がソラナ(Solana/SOL)のブロックチェーン上でも利用できるようになったことを発表しました。

World IDは、ワールドコインが提供する”人間であることを証明するデジタルID”であり、Orbと呼ばれる生体認証装置で目の虹彩をスキャンすることによって発行することが可能、World ID保有者には定期的に仮想通貨WLDが付与される仕組みとなっています。

ワールドコインは助成金プログラム第1弾を通じてブロックチェーン相互運用プロトコルを展開しているWormhole(ワームホール)に資金提供を行なっていましたが、今回の発表では「WormholeがソラナにWorld IDを導入する取り組みを成功させた」ということが報告されています。

World IDは「人間だけが持てるデジタルID」として機能するため、外部アプリのアカウント登録などでも活用できるようになっていますが、今後はソラナの開発者も分散型アプリケーション(DApps)などでWorld IDを活用できるようになります。

World ID活用サービスを「Solana」でも

公式発表によると、World IDは技術的には以前から他チェーンでも使用することができたものの、World IDの一意性と人間性の検証に簡単にアクセスできるのはイーサリアム開発者だけだったとのことです。

しかし、今回の開発によってソラナ基盤のプロトコルも「World ID」を簡単に認証できるようになったため、ソラナ上でも人間を優先するアプリケーションを作成できるようになると説明されています。

人工知能(AI)の研究・開発が進む中で、現在は「人間とロボットをしっかりと区別すること」がますます重要になってきていますが、World IDはそのような状況で”人間であること”を証明できる重要な要素の1つになると期待されています。

World IDは既に複数のサービスで活用されていますが、今後はソラナのブロックチェーンを活用したサービスやアプリケーションなどでも「World ID」の活用が進むと予想されます。

ソラナ上でWorld IDを利用できるようになれば、World IDの活用範囲が広がり、ソラナ基盤DAppsの利便性も向上するため、今回の開発はワールドコインとソラナ両方の成長につながると期待されます。

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Souce:ワールドコイン公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:ワールドコイン公式発表から