アルトコイン時価総額、2025年Q1に1.8兆ドルへ
仮想通貨業界ではアルトコインの価格上昇が続く「アルトシーズン」の到来を待ち望む声が数多く語られていますが、最近では著名アナリストからも期待高まるコメントが数多く投稿されています。
Xで72万人以上のフォロワーを有する著名アナリストのミカエル・ヴァン・デ・ポッペ氏もアルトコインの上昇を予想している人物の1人で、2024年9月15日には「アルトコインは底打ちした」と報告しています。
同氏は、アルトコインの時価総額推移(BTCを除く全ての仮想通貨の時価総額推移)を示したチャート画像を用いて、アルトコイン市場で反発の兆しが見られることを報告しています。
15日時点のアルトコイン時価総額は約8,680億ドル(約122兆円)となっていますが、今後はこの時価総額が過去最高値を更新して、2倍以上に増加する可能性があると期待されており、「次の目標は2025年第1四半期に1兆8,000億ドル(約253兆円)」ともコメントされています。
アルトコインは底打ちした。
次の目標は2025年第1四半期に1.8兆ドル。
アルトシーズン到来を期待させる「3つの強気サイン」
アルトコインの価格上昇を示すサインについては、Xで13万人以上のフォロワーを有する仮想通貨アナリストのMoustache氏からも多数報告されていて、2024年9月16日には「アルトコインはもっと期待されるべき」というニュアンスの発言が行われています。
Moustache氏は、BTCとETHを除く全ての仮想通貨の時価総額推移を示したチャート画像で説明を行なっており、アルトコイン市場で以下3つの強気サインが出ていることを理由に「アルトシーズンの到来はそろそろだと思う」と語っています。
- 逆三尊パターン
BTC・ETHを除く仮想通貨の時価総額推移を示した3日足チャートで、有名な強気サインである「逆三尊パターン」が形成されている。 - 約6か月間の下落トレンドを突破する可能性
2024年3月半ば頃から約6ヶ月間にわたって続いてきた下落トレンドを上抜けしそうな兆候が現れている。 - MACDのトライアングルブレイク
MACD(移動平均線収束拡散)で約3ヶ月間続いたトライアングルパターンを上抜け。
#アルトコイン
あなたはアルトコインに対する強気姿勢が足りない。
- 逆三尊パターン(強気パターン)
- 約6か月間の下降チャネル(強気パターン)
- 3か月間のトライアングルからのブレイクアウト(MACD)
そろそろだと思いますよ、皆さん。
アルトコインの数はこの数年間で驚異的な数まで増加したため、今後は一部のアルトコインが淘汰されていく可能性はありますが、主要なアルトコインでは現在も開発・技術活用が続けられているため、実用性のあるアルトコインは今後も成長していく可能性が高いと予想されます。
最近では、アルトコイン投資信託に関する発表も増えていて、一部では「新たなアルトコイン現物ETFの登場」を予想する意見も出ているため、現物ETFなどのニュースが重なれば、アルトコイン市場でも大幅な価格上昇が見られる可能性があると期待されます。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=140.54円)
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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