MANTRA Chain:10月にメインネットローンチ
MANTRAが2024年9月18日にX(Twitter)公式アカウントで「MANTRAチェーン」のメインネットを10月にローンチする予定であることを発表しました。
MANTRAは、RWA(現実世界の資産)を扱うプラットフォームを提供しています。MANTRAチェーンは、RWAを主な用途として開発されたブロックチェーンです。
MANTRAチェーンのメインネットローンチが2024年10月に予定されていることを発表します。RWAを記録するチェーンというビジョンで開発されました。
世界中の資産をアクセス可能にして、数兆ドル(数百兆円)規模のRWAを解放します。
MANTRAはMANTRAチェーンの特徴として、カウンターパーティリスクを軽減する「ネットワークの安定性、回復力」、そして、規制を遵守していることから機関投資家が資産をオンチェーンに展開しやすい「機関投資家向けの環境」などを挙げています。
また、RWAを主に扱うため、投資家がよりRWAへアクセスしやすくなるともアピールしました。
MANTRA共同創設者兼CEOのジョン・パトリック・マリン氏は、メインネットのローンチに際して「メインネットのローンチは、既存の金融をオンチェーンに持ち込むための集大成です。私たちは既存の金融と分散型金融のギャップを埋めるための活動を行っていきます。」とコメントしました。
なお、メインネットのローンチに伴って、トークンの発行などはありません。すでに、MANTRAは「OM」というトークンを発行しています。CoinMarketCapによると、2024年9月20日時点でのOMの時価総額は約1,400億円、ランキングは67位です。
MANTRA、相次ぐ提携
メインネットのローンチに合わせて、MANTRAはここ数ヶ月で大型の提携をいくつか発表しています。
7月には、ドバイの不動産開発業者「MAG」との提携を発表し、5億ドル(約700億円)規模の不動産資産をトークン化することを発表しました。トークン化された資産を保有する投資家は、ステーブルコインとOMによる報酬を受け取ることができます。MANTRAはステーブルコインのみで、推定8%の利回りを期待できると発表しました。
8月には、航空のリースや金融を扱う「Novus Aviation Capital」との提携も発表しました。MANTRAはこの提携により、航空関連の資産をトークン化していく意向を明らかにしています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=144.22円)
RWA関連の注目記事はこちら
Souce:MANTRA公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:MANTRA公式発表から引用