仮想通貨投資企業であるCanary Capital(カナリーキャピタル)は2024年10月30日に、ソラナ(Solana/SOL)の現物ETFである「Canary Solana ETF」のS-1申請書を米国証券取引委員会(SEC)に提出しました。
Canary Solana ETFは、SOL価格へのエクスポージャーを提供することを目的とした上場投資信託(ETF)で、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の「CME CF Solana – Dollar Reference Rate – New York Variant」を参照価格にすると説明されています。
今回提出されたS-1申請書は、ETFの構造・投資目的・運用方法・リスク要因・手数料などの詳細情報を記載したものですが、上場先・カストディアン・ティッカーなどは空欄になっているため、これらの情報は明らかになっていない状態となっています。
米国では既に大手資産運用会社の「VanEck」や「21Shares」がソラナ現物ETFを申請しているため、Canary Capitalもこれに続く形となりました。
なお、Canary Capitalはこれまでに「XRP現物ETF」や「ライトコイン現物ETF」も申請しています。
米国では既にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETFが承認されていますが、現在はその他複数のアルトコインの現物ETFも申請されているため、2025年にはさらに多くの現物ETFが登場する可能性があると期待されています。
仮想通貨の現物ETFは新たな投資家や機関投資家の参入につながる重要なものの1つとして捉えられており、仮想通貨市場のさらなる成長・発展にもつながると期待されています。
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Souce:SEC提出書類
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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