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SHIBのカルマポイントは慈善活動でも|新たな寄付モデルに向けた取り組み

SHIBのカルマポイントに関する新たな情報

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のウェブサイトである「shib.io」のリニューアルページに近日公開予定として記載されていた「カルマポイント」が慈善活動などにも関連するものであることが「The Shib Magazine – 59th EDITION」の記事で明らかになりました。

カルマポイントは、今月大幅リニューアルされた「shib.io」のEngage to earn(参加して稼ぐ)の項目に記載されていたもので、「コミュニティメンバーは参加・貢献することによってカルマポイントを獲得できる」といった内容の説明が行われていました。

このポイントは「報酬のロック解除・DAOでの投票権」などといった複数の事柄に関連するものであることが報告されている一方で、その詳細情報は明らかにされていませんでしたが、今回の記事では慈善活動に関する話題でカルマポイントについて触れられています。

透明性の高い直接寄付モデルの構築

The Shib Magazineの報告によると、SHIBプロジェクトは現在「ブロックチェーン技術を活用した透明性の高い直接的な寄付モデルの実現」に向けて取り組んでいるとのことで、今回の記事ではその一部内容について報告が行われています。

具体的には、全ての寄付をブロックチェーン上で追跡・検証できる寄付モデルが構築されているようで、Non-Profit Tech(非営利技術)やTech for Good(善のための技術)と呼ばれるイニシアチブや、Shib Karma Foundation(SKF)について紹介がなされています。

Non-Profit Tech(非営利技術)

Non-Profit Tech(非営利技術)は非営利団体が簡単に直的的な寄付を受け入れられるようにするためのもので、具体的な例として「非営利団体がプロフィールを作成して資金調達の目標額を設定し、SHIBウォレットで直接寄付を受け取り、その全てがブロックチェーンで追跡される様子を想像してほしい」と説明されています。

Tech for Good(善のための技術)

Tech for Good(善のための技術)はこれらのイニシアチブを中心的に紹介するハブとして機能するもので、現在は「shib.io」のトップページに「Tech for Good」コンテンツを設置し、ユーザーが関心を持つ支援活動を簡単に見つけて支援できるようにしていると説明されています。

Shib Karma Foundation(SKF)

Shib Karma Foundation(SKF)は、インドの農村部に手頃な医療を素早く提供することを目的とした非営利団体であり、2021年からSHIBのパートナーであるとも記載されています。

この財団は、貧困やインフラの欠如などで基本的な医療サービスを受けられない地域の問題を解決するためのもので、初期の取り組みでは救急車サービス・移動型診療所・医薬品・その他重要なリソースを提供し、ギャップを埋めることに焦点を当てていると説明されています。

カルマポイントと慈善活動の関連性

カルマポイント(Karma Points)は、このような慈善活動・寄付関連の仕組みに革新性を加えるものだとされています。

具体的には、寄付やステーキングを行うことによってカルマポイントを獲得することが可能で、獲得したポイントは「限定コンテンツへのアクセス・将来の慈善活動に関する投票権・SHIBエコシステム内での割引」などに利用できる可能性があるとのことです。

このような仕組みは、慈善活動に関する行動を促進できるだけでなく、SHIBコミュニティと支援活動の絆を強化するものになると期待されていて、1つの寄付が様々な波及効果を生み出す相互利益のあるシステムになっていると説明されています。

SHIBが2023年11月に発表していた「マニー・パッキャオ財団(MPF)との提携」はこのビジョンを体現するもので、MPFはSHIBのプラットフォームを活用して資金調達を効率化し、世界中の人々にリーチして透明性を高めていると報告されています。

ステーキングによる持続可能な寄付モデル

今回の記事では、SHIBプロジェクトが取り組むイニシアチブの最も強力な側面の1つとして「ステーキングによる持続可能な寄付モデル」も紹介されています。

これはステーキングで発生した報酬の一部を非営利団体に寄付するもので、ユーザーはステーキング報酬の一部をマニー・パッキャオ財団のような非営利団体に直接割り当てることができるとされています。

このようなモデルを採用することによって「一回限りの寄付」を「継続的な寄付」に切り替えることが可能になり、『持続的で影響力のある善の力』として働く一大ムーブメントを起こすことができると期待されています。

SHIBのプロジェクトでは様々な取り組みが同時進行で進められていて、カルマポイントの他にも新トークンである「TREAT」や「SHI」のリリースも予定、最近ではSHIB関連のメタバースである「Shib:The Metaverse」の早期アクセス版もリリースされているため、2025年にはさらに多くの発表が続くことになると予想されます。

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Souce:The Shib Magazine – 59th EDITION
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Copilotを用いて作成