仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は7月3日、カストディ(資産管理)サービスにカルダノエイダコイン(ADA)やリップル(XRP)、イオス(EOS)といった約40種類の暗号通貨の追加を検討していることを発表しました。
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米国の大手仮想通貨取引所であるCoinbase(コインベース)が提供しているカストディサービスは、大量の仮想通貨を安全な方法で保管するために最適化された機関投資家向けの保管サービスです。
コインベースは、すでに流通している仮想通貨や今後リリースされるその他多くの暗号通貨をストレージ専用として追加することを検討しており、できる限り迅速かつ安全に追加するよう努めていると説明しています。
今回発表された新しく追加することを検討している仮想通貨は、
・カルダノエイダコイン(ADA)
・ジーキャッシュ(ZEC)
・ステラ(XML)
・リップル(XRP)
・イオス(EOS)
・モネロ(XMR)
・ネム(XEM)
・ダッシュ(DASH)
などを含む約40種類の通貨です。
コインベースのカストディサービスは、7月2日に開始されており、多くの機関投資家が懸念しているセキュリティーの問題に対処することを主な目的としています。同社は複数の署名を利用して資産を保護し、監査証跡や引き出し制限といった厳しい財務管理を行うことによって、預かった資産を厳重に保管すると説明しています。
しかしCoinbaseは、『“カストディサービスに追加される=取引可能になる”ということではない』ということを強調しています。取引サービスを提供するためには、同社が運営している取引プラットフォーム「GDAX」のデジタル・アセット・フレームワークでの審査を通過する必要があります。
取引対象に通貨として検討している通貨に関しては、7月の時点ですでに発表されており、ADAやZECなどの計5種類の通貨を追加することを検討していると説明されていました。
Coinbaseが取引サービスへの追加を検討している通貨はこちら
Coinbaseの発表は以前から価格の高騰をもたらすことでも知られているため、今後の具体的な発表にもさらに注目が集まっています。
日本では購入できないカルダノエイダコイン(ADA)などの仮想通貨はBINANCE(バイナンス)などから購入することができます。