この記事の要点
- フラウムCEO「BTC4年サイクル終了」27年最高値を予測
- BTC企業の優先株に個人・機関双方から需要拡大
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BTC「4年サイクル終了」27年最高値更新へ
ビットコイン関連企業の調査・助言を手がけるログスケール・インベストメンツのマイク・フラウムCEOは、2026年10月30日に公開されたBitcoin Magazineのインタビューで、ビットコイン(BTC)の「4年サイクルは終わった」と主張し、2027年に史上最高値を更新するとの予測を示しました。
従来のビットコイン市場では約4年ごとの半減期を起点に価格が上昇する傾向が見られたものの、2024年には米国で現物ETF(上場投資信託)が承認され、半減期前に史上最高値を更新する異例の展開となりました。
フラウム氏は、こうした価格上昇の前倒しが今後も続くとみており、次の半減期を待たずに2027年6月以前に最高値へ到達するとの見方を示しています。
さらに、約85万BTCを保有するストラテジー(旧マイクロストラテジー)社の株式についても、次のビットコイン上昇相場で「大幅に上昇する」との見通しを語りました。
BTC長期予測「160万ドル」に引上げ
BTC保有4倍増でも株価不動、優先株で打開へ
MNAV圧縮と資本構造の壁
ビットコインの長期的な上昇を予測するフラウム氏は、世界最大のBTC保有企業であるストラテジー社の保有量と株価の間に生じている隔たりにも注目しています。
同社が10月29日に公表した2026年第3四半期決算によると、10月25日時点のBTC保有量は84万8,517 BTC、取得総額は約640億ドル(約10兆1,100億円)に達し、2024年3月の約21万4,000 BTCから約4倍に増加しました。
一方、同社の株価は2024年3月の株式分割調整後の約140ドル(約2万2,100円)と同水準で推移しており、インタビューではBTC保有量の拡大が株価上昇に結びついていない点が取り上げられました。
フラウム氏は、この隔たりについて、MNAV(保有資産の価値に対する企業評価倍率)の圧縮と、優先株や転換社債を含む複雑な資本構造が関係していると説明しています。
希薄化抑制の切札「デジタル・クレジット」
フラウム氏によると、ストラテジー社の資本構造では優先株や転換社債の保有者が普通株主より優先されるため、BTC保有量の増加が普通株主の経済的価値にそのまま反映されるとは限らないといいます。
同氏は、MNAVには「グロス」「EV」「ネット」の3種類があり、さらに株式発行時と市場取引時でも評価が異なることから、保有BTCの総量だけでは普通株主に帰属する価値を判断しにくいと説明しています。
ストラテジー社は、普通株の発行済み株式数を直接増やさずにBTC購入資金を調達する手段として、「デジタル・クレジット」と呼ばれる優先株の発行を進めています。
フラウム氏は、普通株の発行を増やさずにBTCを買い増すことで、1株当たりのBTC価値を高める余地があると説明し、今後も優先株を活用した資金調達が続くと予測しました。
BTC企業の優先株に機関マネー流入
ストラテジー社は2026年10月28日の臨時株主総会で、STRC・STRF・STRK・STRDの4銘柄を日次配当に移行するための定款変更案の承認を取得しました。
STRCは11月1日から日次配当制度に移行し、年率12%の配当率が適用されており、フラウム氏は支払い状況を毎日確認できることが投資家の信頼向上につながると評価しています。
優先株への需要は競合企業にも見られ、米Strive(ストライブ)社は10月15日、年率15%の固定配当を設定した新優先株「SATS」の発行規模を500万株から700万株へ拡大し、約6億3,000万ドル(約1,000億円)の調達を発表しました。
フラウム氏は、ストライブ社のマット・コールCEOがSATSを通じて新たに2社の機関投資家を獲得したと公に認めた点に言及し、ビットコイン保有企業の優先株に対して個人投資家と機関投資家の双方から需要が集まっているとの見方を示しました。
ギャラクシー「BTC最高値回復は可能」
BTC年率25〜35%成長、企業間の買い競争へ
フラウム氏はビットコインの長期的な年平均成長率(CAGR)を25〜35%程度と予測し、JPモルガンが示した年率10%の見通しについては「意図的に控えめな数字」との認識を示しています。
企業によるBTC蓄積も続いており、米ストライブ社は10月23日時点で約4万3,000 BTCを保有するなど、ストラテジー社以外にも大規模なBTC保有企業が存在感を高めています。
フラウム氏は、ストラテジー社の優先株「STRC」が額面の100ドルに回復すれば、新たな優先株発行を通じてBTCの追加購入を拡大できると説明しており、こうした企業の継続的な買い需要が2027年の最高値更新を支えるとの見方を示しました。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.90 円)
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Source:Bitcoin Magazineインタビュー
サムネイル:AIによる生成画像























