リップル(Ripple/XRP)が、ブラジル(Brasil)の仮想通貨取引所「ALTEUMX(アルテウム)」に上場しました。取引が可能な通貨は、メキシコペソ(MXM)、ビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)となっています。
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ALTEUMX(アルテウム)とは
ALTEUMX(アルテウム)とは、ブラジルを拠点とする仮想通貨取引所です。
基軸通貨
2017年に設立された「ALTEUMX」は、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・メキシコペソ(MXM)
を基軸通貨として取り扱っており、取引所独自の仮想通貨として「AUMトークン」を発行しています。
これらの仮想通貨の他には、
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
なども取り扱っており、取り扱う仮想通貨の種類は合計7通貨(*1)となっています。
(*1)2018年9月1日時点
南米最大のブロックチェーン・ネットワークを目指す
南米最大のブロックチェーン・ネットワークを構築することを目標としている同取引所は、
・フィアットゲートウェイ
・インキュベーター/アクセラレーター
・ローン
・独自のブロックチェーン
などの機能を備えた「BINANCE(バイナンス)」のようなサービスを提供すると説明しており、今後は、
・インデックス商品
・外部取引所と連携した仮想通貨ATMの設置
・AUMトークンの独自ブロックチェーン
などの提供も予定しているとのことです。
ブラジルの法定通貨レアル(BRL)も受け入れ
また仮想通貨との売買に使用できる法定通貨の数も今後さらに増やすことを目指している同社は、現在取り扱っているメキシコペソ(AUM)だけでなく、ブラジルの法定通貨である「レアル(BRL)」も受け入れることも予定しています。
国際的な仮想通貨市場において、ラテンアメリカの仮想通貨の普及率は、2018年2月の時点ではわずか1%となっているとのことです。この地域には「ALTEUMX」以外の仮想通貨取引所がすでに複数存在しているものの、それらの取引所は取引手数料が高額となっているため、ALTEUMXはそれらの取引所の6分の1にまで手数料を抑えると説明しています。
ALTEUMXの目指すサービスが本格的に実現する頃には、リップル(XRP)は南米で幅広く利用される通貨の一つになっている可能性も考えられます。多くの仮想通貨取引所に上場が続いているXRPからは今後も目が離せません。
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リップル(Ripple/XRP)の価格|2018年9月1日
リップル(XRP)の価格は、2018年8月14日に一時的に30円を下回った後はやや回復する傾向が見られており、9月1日の時点では1XRP=38円前後で取引されています。
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